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新機能多数搭載

iOS 17.2提供開始。新アプリ「ジャーナル」やアクションボタン翻訳、3D動画撮影、Qi2対応など

公開日 2023/12/12 07:48 PHILE WEB
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アップルは、iPhone向けの新OS「iOS 17.2」を提供開始した。

iOS 17.2では、新たなアプリ「ジャーナル」が利用可能になる。 日々の出来事から大きなイベントまで書き留めておくことができるアプリで、外出、写真、ワークアウトなどが自動的にグループにまとめられる。選択した曜日と時間にジャーナルを書くことをリマインドする機能や、保存した項目を安全に保管する機能も備える。

また、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxには新たに2つの機能が加わった。アクションボタンに「翻訳」を割り当てることが可能になり、ボタン一つで語句を素早く翻訳したり、別の言語で会話することが可能になった。

アップルが伝えている主な更新内容

さらにiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxには、2024年に発売予定のMRデバイス「Apple Vision Pro」で体験できる3D動画を撮影する機能が加わった。そのほか、通常の静止画や動画撮影においても、望遠カメラのフォーカス速度を向上させたという。

AirDrop機能も強化され、連絡先の共有オプションを拡張したことで、2台のiPhoneを近づけて搭乗券や映画のチケットなどを共有できるようになった。

またApple Musicで“お気に入りの曲”プレイリストを使用し、指定した曲に素早く戻ることが可能集になったり、集中モードからApple Musicの“視聴履歴を使用”を無効にし、再生したミュージックが“最近再生した項目”に表示されないよう改善した。

さらに自動入力機能も教科。PDFやその他のフォームのフィールドを識別して、連絡先から名前や住所などの情報を入力する機能が加わった。

ワイヤレス充電に興味がある方にとっては、iPhone 13とiPhone 14の全モデルがQi2充電器に対応したことも大きな強化と言えるだろう。Qi2充電器で、高速なワイヤレス充電が行えるようになると見込まれる。

「メッセージ」アプリにも細かな改良が多く加えられた。“ステッカーに追加”オプションを選択し、吹き出しにステッカーを直接追加することが可能になったほか、ミー文字の体系を調節する機能も加わった。

「天気」アプリでは、 “降水量”の表示で、今後10日間の特定の日の雨や雪の状況を把握することが可能になったほか、ウィジェットも新しくなり、今後1時間の降水、日別天気予報、日の出と日の入の時刻のほか、空気質、体感温度、風速などの現在の気象状況を表示できる。

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