HOME > ニュース > ソニー、240Hz駆動のゲーミングモニター「INZONE M3」を12/1に発売

約8.6万円

ソニー、240Hz駆動のゲーミングモニター「INZONE M3」を12/1に発売

2022/11/17 編集部:成藤 正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、同社ゲーミングブランド“INZONE”のフルHD/240Hz対応の27型ゲーミングモニター「M3」について、2022年12月1日に発売することを決定した。価格はオープンだが、市場では税込86,000円前後での実売が想定される。

ソニー“INZONE”のゲーミングモニター「M3」が12月1日に発売決定

INZONE M3は、今年6月にINZONEブランド第1弾として発表された5つの製品の内のひとつ。当初未定となっていた発売時期がこの度正式に決定したかたちだ。本日11月17日より、予約受付も開始している。

先に発売済みの「INZONE M9」が映像美や没入感が求められるゲームジャンルを想定した4K/144Hzモデルであるのに対し、本製品はFPSをはじめeSportsとして採用されるような動きの激しいゲームジャンルを想定したフルHD/240Hzモデル。M9と同様、同社テレビ“BRAVIA”譲りの技術で画質を高めつつも、ターゲットとなるゲームユーザーに好まれる視認性の高さや画質設定の自由度を重視したという。

FPSなどを意識した240Hz対応モデル

画面は視野角の広いノングレアのIPSパネルとエッジ型LEDを採用。色域はsRGB 99%をカバー、最大色表示10.7億色により鮮やかな色合いを表現可能とする。VESA策定のモニターのHDR表示性能を示す規格「DisplayHDR 400」も今後取得予定だ。

リフレッシュレートは240Hz、応答速度は1msで、FPSなどの動きの激しいグラフィックも滑らかに再現。VRR(可変リフレッシュレート)にも対応しており、映像のカクつきやチラつき(ティアリング)を抑制する。

映像機能として、映像の明るい部分の白飛びを軽減しつつ、暗闇の視認性を向上する「ブラックイコライザー」を搭載。映像のフレームレートカウンターや、画面の中心点を把握しやすくなるクロスヘア表示機能も備える。なお、クロスヘア表示機能については、ゲームタイトルによってはルール上で禁止していることがあるため、そのような場合は使用を控えるようアナウンスしている。

接続端子は、DisplayPort1.4×1/HDMI2.1×2/USB-A×3(downstream)/USB-B×1(upstream)/USB-C×1(DP Alt mode/upstream)/3.5mmオーディオジャックを搭載。2×2のステレオスピーカーも内蔵する。

3脚型のスタンドは、デスクトップまわりを広く使えるように配慮したもの。背面には入力切替や設定操作用のジョグスティックも備える

Windows用ソフトウェア「INZONE Hub」が用意され、各種設定変更や調整が可能。ゲームタイトルごとに個別に設定を保存することもできる。設定変更や入力切り替えは、モニター背面のスティックからも操作できる。

キーボード/マウス/ヘッドセットなどの周辺機器をモニター本体に接続することで、入力機器を切り替えた際、自動的に周辺機器の接続先も変更する「オートKVMスイッチ」機能も搭載。1組のキーボード/マウスを、ケーブルを繋ぎ変えることなく、複数のPCで使い分けることができる。

スタンドは3脚デザインを採用することで、デスクトップを広く使えるよう配慮。高さ/チルト調整に対応し、配線をスッキリとまとめておけるケーブルマネジメント構造も備えている。ほか、4KモデルM9との細かな違いとして、より小型のACアダプターが付属する。

ACアダプターはM9のもの(左)よりも小型になっている

スタンド含む外形寸法は約615W×479H×248Dmm、質量は約6.2kg。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク