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12ストリーム/8ストリームの2モデル

NECプラットフォームズ、新規格「Wi-Fi 6E」対応のルーター2モデル。6GHzの周波数帯域に対応

公開日 2022/09/05 13:58 編集部:伴 修二郎
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NECプラットフォームズは、6GHzの周波数帯域に対応するWi-Fiの新規格「Wi-Fi 6E」に準拠したホームルーター「Aterm WX11000T12」「Aterm WX7800T8」を9月15日より発売する。価格はいずれもオープンで、実勢価格(税込)はAterm WX11000T12が55,000円前後、Aterm WX7800T8が25,300円前後と想定される。

「Aterm WX11000T12」

「Aterm WX7800T8」

帯域幅が広い6GHzの周波数帯域に対応した、Wi-Fiの最新規格「Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)」に準拠する新モデル。12ストリームのAterm WX11000T12と、8ストリームのAterm WX7800T8の全2モデルをラインナップする。

従来の2.4GHz帯、5GHz帯に加えて、新たに6GHz帯を含む3つの帯域(バンド)を同時利用できるトライバンドにも対応。バンドを使い分けることで混雑を避け、高速で安定したWi-Fi通信を実現するとアピールする。

5GHz帯対応の従来モデルでは、航空/気象レーダー波を検知すると電波干渉を回避するため、Wi-Fi通信を一時停止して別チャンネルへ切り替えるDFS(Dynamic Frequency Selection)機能の搭載が義務化されていたが、6GHz帯通信の場合はDFS機能の動作が不要となったことで、通信帯域を広げ高速通信を行うワイドバンド接続時でも、安定した通信が可能と説明する。

WANとLANそれぞれに10Gbps有線ポート(10GBASE-Tポート)を搭載する。10Gbpsを実現する高速インターネット回線サービスと組み合わせることで、Wi-Fi通信の性能を最大限に活用できる。

親機と複数の中継機を連携させることで、自宅などで通信エリアを柔軟に拡大できる「メッシュ中継機能」を搭載。自動で最適なアクセスポイントに切り替えるローミング機能も備え、スマートフォンなどを家の中で移動しながら利用する際も、シームレスで快適な通信を実現するとのこと。さらに、親機と中継機間の通信に6GHz帯を利用することも可能で、より安定した通信が可能とする。

メッシュ中継のイメージ

総合セキュリティソフト「ウイルスバスター」シリーズを展開する、トレンドマイクロ(株)のホームルータ向けホームネットワークセキュリティ機能もサポート。IoT家電などを狙った自宅のWi-Fiへの不審な接続の検知や、危険・有害なウェブサイトへのアクセスブロックなど、ネットワークを通じた様々な脅威から機器を守るとしている。なお、最大90日間までは無料で提供される。

トレンドマイクロ ホームネットワークセキュリティの主な機能

外形寸法は、WX11000T12が約90W×237H×257Dmm、WX7800T8が約76W×196.5H×213.5Dmm。

合わせて、「Aterm」シリーズの公式Twitterアカウントをフォロー、および引用リツイートすると、抽選で5名に「Aterm WX11000T12」がプレゼントされる「Wi-Fi 6E 新商品発売記念プレゼントキャンペーン」も実施している。応募期間は10月2日(日)まで。

当選者には、10月17日(月)までにAterm Twitter公式アカウントよりダイレクトメッセージ(DM)にて通知される。賞品は10月下旬より順次発送を予定。詳細は本キャンペーンページからも確認できる。

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