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iOS/Androidでリリース予定

Epic Games、スマホでかんたんに3Dスキャンできるアプリ発表。目の前の物をメタバースへ

公開日 2022/04/05 15:11 Munenori Taniguchi
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人気ゲーム『フォートナイト』や3Dコンテンツ制作プラットフォーム『Unreal Engine』で知られるEpic Gamesは、スマートフォンのカメラで撮影した写真データからリアルな3Dモデルを生成するスキャンアプリ「RealityScan」を発表した。

Image:Epic Games

このアプリは、フォトグラメトリー技術を開発するCapturing Reality、2019年にEpic Gamesの傘下に入ったQuixelと共同開発したもの。写真やレーザースキャンデータから任意の大きさの物体や空間の3Dモデルを、競合ソフトウェアより高速かつ高精度、高メッシュ品質でかんたんに生成できると謳っている。



つまりこのアプリを使えば、いま目の前に存在するものを、バーチャルな世界に持ち込むことが可能になり、3Dゲームやメタバースといった仮想空間にそれを配置できる。またRealityScanでは、生成した3DモデルをEpic Gamesが所有する3D/VR/ARコンテンツプラットフォーム「Sketchfab」に直接アップロードし、共有や販売も行える。

3Dスキャンからモデルを生成する手順は非常に簡単で、まず普通に連続写真を撮る要領でシャッターボタンを長押ししつつ、スキャンしたい物体の周囲をゆっくりと移動。そしてまんべんなく(最低でも20枚以上)写真を撮影すればスキャンは完了となる。あとはそのデータをSketchfabにアップロードすれば、数分後にはデータをもとに生成した3DモデルがWebサイト上に表示される。



ただ、アプリを試用したテクノロジーニュースサイト The Vergeによれば、試しに撮影した2脚のデスクチェアはいずれも、Epic Gamesが紹介動画で示すほど見栄えの良い3Dモデルにはならなかったとのこと。このあたりは、iPhoneの機種や周囲のオブジェクトの有無、照明の当たり具合や明るさなども影響する可能性が考えられる。またアプリが人数限定のベータ版であることを考えると、正式リリースまでの間に大きく改善することが期待される。

RealityScanアプリはまだベータ版の段階であり、現在はiOSアプリのベータテストを行うTestFlightを通じて、1万人限定で配布されている。またこの春にはiOS版がアーリーアクセスの格好で提供され、Android版も今年後半には登場する予定となっている。

Epic Gamesは、Unreal Engineに関する最新情報を公開する自社イベント「State of Unreal
」を、2022年4月6日午前0時(日本時間)にオンラインで開催する予定。そこでもRealityScanアプリに関する紹介があるかもしれない。

Source: Epic Games



※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。

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