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同社ゲーミングモニターのハイエンドシリーズ

LG、34インチの21:9曲面型ゲーミングモニター「34GK950G-B/34GK950F-B」

2019/02/21 編集部:川田菜月
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LGエレクトロニクス・ジャパンは、同社のハイエンドゲーミングモニター「LG UltraGear」シリーズより、34インチの21:9ウルトラワイド曲面型モニター「34GK950G-B」「34GK950F-B」を2月28日から発売する。価格はオープンだが、34GK950G-Bが164,000円前後、34GK950F-Bが133,000円前後での実売を想定する。

「34GK950G-B」

「34GK950F-B」

「LG UltraGear」は、同社のゲーミングモニター製品の中でも、あらゆるジャンルのゲームを快適かつ高画質に楽しめるハイエンドモデルとして位置付けられたシリーズ。今回発売する2機種は、いずれも解像度3,440×1,440、アスペクト比21:9の曲面型のゲーミングモニターで、ゲームの世界に入り込むような臨場感溢れる映像を可能にするとしている。視野角は178度、輝度は400cd/m2、コントラスト比は1000対1、応答速度は5msとなる。

LG独自のNano IPSテクノロジーを採用したIPSパネルを採用。本技術は、スクリーンのLEDにナノメートルサイズの粒子を適用し、過剰な光波長の吸収により色の純度を大幅に向上させるというもので、DCI-P3 98%、sRGB 135%の色域をカバーし、鮮やかで豊かな色再現を実現するとしている。

34GK950G-Bは「NVIDIA G-SYNC テクノロジー」対応で、グラフィックスカードでレンダリングされるフレームをすべて表示し、グラフィックスカードのフレームレートとモニターのリフレッシュレートを同期させてティアリング(画面のずれ)やスタッタリング(コマ落ち)を制御。リフレッシュレートは100Hz(オーバークロック120Hz)に対応する。

本体背面には「Sphere Lighting(スフェア・ライティング)」というライトを配置し、好みに合わせてカラーの設定が可能。入出力端子はHDMI、DisplayPort(v.1.2)×各1、ヘッドホン出力(ステレオミニ)×1、USB 3.0(Up×1/Down×2)を装備する。消費電力は75W(最大130W/待機時0.5W)。

34GK950F-Bは、HDR10やモニター用のHDR規格「VESA DisplayHDR 400」に対応。SDR映像も高コントラストに表示する「HDR効果」モードも備える。さらに、従来のティアリングやスタッタリングの制御に加え、「AMD RADEON FreeSync 2テクノロジー」にも対応しており、HDR対応ゲームのスムーズな表示を可能にするとしている。リフレッシュレートは最高144Hzの高速表示に対応する。

入出力端子はHDMI×2、DisplayPort(v.1.4)×1、ヘッドホン出力(ステレオミニ)×1、USB 3.0(Up×1/Down×2)を装備する。消費電力は75W(最大130W/待機時0.5W)。消費電力は95W(最大140W/待機時0.5W)。

共通のゲーミング機能として、映像信号を画面に表示するまでのタイムラグを最小限に抑える「DAS(Dynamic Action Sync)モード」、暗いシーンの視認性を高めるブラックスタビライザー、FPSゲーム向けに画面中央に十字マークを表示させる「クロスヘア」などを搭載する。

スタンド部はスイーベル角度は左右20度、チルト角度は-5度〜15度、高さは110mmで調整可能な「エルゴノミックスタンド」を採用。さらに目の負担軽減を図った、ブルーライトを低減する「ブルーライト低減モード」、フリッカーを抑制する「フリッカーセーフ」も搭載する。

外形寸法(スタンドあり)はいずれも819W×463-573H×287Dmm。質量は、34GK950G-Bが7.9kg、34GK950F-Bが7.3kg。

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