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乗り換え検索も可能に

アップル、「iOS 10」を9月14日から無償提供開始

公開日 2016/09/08 06:06 編集部:風間雄介
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アップルは、iOS機器向けの新OS「iOS 10」を9月14日に無償提供開始する。

iPhone 5以降、iPad mini 2/iPad 第4世代機以降、iPod touch 第6世代機以降がそれぞれ対象。

iOS 10は細かな改善を多数積み重ねている。iPhoneを持ち上げるだけでスリープを解除し、画面に通知を表示する機能、直接返信などが行えるリッチな通知機能などはその一例だ。

iPhoneを持ち上げるだけでスリープを解除する

Apple Musicでは、デザインを大幅に変更。シンプルで直感的なデザインとすることで、より目当ての楽曲やアーティストを探しやすくする。またストリームする楽曲の歌詞を表示する機能も加える。

Apple Musicのデザインも刷新する

また、メッセージ機能を大幅に強化する。たとえば手書き文字を送ったり、「Happy Birthday!」と送ると画面いっぱいに風船が表示されたり、一瞬だけ画像が見られるように設定することも可能になる。

そのほか、気分をアイコンで選んで返信したり、LINEにおけるスタンプのような「Sticker」機能を実装したりなど、様々なサービスからインスパイアされたと思われる機能を多数実装している。

ステッカーで気分を表すことも可能に

スマートホーム機能も強化し、新たな「Home」アプリを展開。電気を点けたり、ドアを開けたり、ウインドウシェードを開けたりなどをアプリ一つで操作できる。

地図機能もパワーアップさせ、地図アプリから日本の交通機関の乗り換え検索や運賃の比較もできるようになる。ただし同機能は後日提供される予定。

日本の乗り換え検索機能にもついに対応する

そのほか地図機能では、近くの店舗を経路に沿って探す機能も追加。さらに直接店舗の予約が可能にする。また予測機能も進化させ、ユーザーが行きたい場所をあらかじめ表示し、そこまでどの程度時間がかかるかも同時に示すことができる。

さらに、アップルの音声認識機能「Siri」を外部アプリに開放し、アップル以外のアプリでも利用可能になる。これによって、たとえばSiriに話しかけることでタクシーを呼んだりすることもできるようになる。

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