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専用アプリ使用で96kHz/24bitのWAV/FLAC/AACまで対応

ASUS、ハイレゾのワイヤレス伝送も可能な無線LAN中継器

公開日 2015/03/04 12:12 編集部:小野佳希
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ASUSTeK Computer Inc.(ASUS)は、ハイレゾ音源のワイヤレス再生も可能な無線LANオーディオレシーバー機能を搭載した無線LAN中継器「RP-AC52」を3月5日より発売する。価格はオープンだが7,000円前後での実売が予想される。

RP-AC52

無線LANの電波が届かない場合などに電波を中継することで到達距離を伸ばすことができる無線LAN中継器。たとえば家の1階に無線LANの親機を置いていて2階のすべての部屋に電波が届かない場合などに、本製品を2階の階段のすぐ近くなどに設置し、そこから電波を中継することで2階全体で電波を受信できるようにする。最新規格のIEEE802.11acのほか、従来のIEEE802.11n/a/g/bにも対応している。

無線LANオーディオレシーバー機能を搭載している点が大きな特徴。オーディオ出力を行える3.5mmミニジャックを搭載しており、たとえば本製品にアンプ内蔵スピーカーを接続しておけば、スマートフォンからワイヤレスで音楽再生を行える。

3.5mmミニジャックを搭載

DLNAに対応する専用音楽プレーヤーアプリ「ASUS AiPlayer」をiOSおよびAndroid両方で提供。対応ファイルはFLAC、AAC、WAV、MP3の4種類で、FLAC、AAC、WAVは96kHz/24bitまで、MP3は44.1kHz/16bitまでのファイルを再生できる。

また、インターネットラジオ機能も内蔵。アンプ内蔵スピーカーなどを接続してWebブラウザからRP-AC52にアクセスすれば、インターネットラジオを再生することができる。そのほか無線LANアクセスポイントの機能も搭載しており、旅行や出張に持って行けばホテルの有線LANを無線化して使うことができる。

5GHzと2.4GHzのデュアルバンドに対応。2.4GHzで受信して2.4GHzと5GHzで出力(中継)するという使い方もできる。本体の前面には無線LANの受信状態を確認できるLEDインジケーターを搭載。たとえば本機をどこに設置すればよいのか分からない場合に、LEDインジケーターを見れば最適な設置場所がすぐに分かる。

そのほか本体の下部にLEDライトを搭載しており、本体の前面を指でタッチすることでLEDライトのオン/オフが可能。廊下などで足元を照らすフットライトとして使用したり、寝室などで手元を照らすムードライトとして使用するといった使い方ができる。なお、タッチオン/オフスイッチは、設定を変更すれば音楽出力のオン/オフスイッチとして使うこともできる。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルその他
  • ブランドASUS
  • 型番RP-AC52
  • 発売日2015年3月5日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格7,000円前後)