漫画『SLAM DUNK』、待望のデジタル版配信が決定。6/2から
井上雄彦氏による漫画『SLAM DUNK』デジタル版の配信が6月2日(月)から行われることが、同氏の公式Xアカウントにて明かされた。
『SLAM DUNK』は、週刊少年ジャンプ(集英社)1990年42号から96年27号まで連載された、バスケットボールを題材とした作品。93年から96年に掛けて、TVアニメとして全101話が放送された。
2022年12月には、原作最終エピソードのインターハイ第2戦、山王工業高校とのマッチアップを描いた劇場作品『THE FIRST SLAM DUNK』が公開。終映後も「復活上映」が行われ、国内の最終興行収入は164億円にものぼった。
コミックとしては連載時の単行本全31巻のほか、2001年から刊行された「完全版」全24巻、描き下ろしの表紙と物語の節目ごとに収録話を調整した2018年刊行の「新装再編版」を展開。これまで井上氏の作品で電子書籍化された例は、1999年連載開始の『リアル』1作のみ(2019年から)。今回『SLAM DUNK』デジタル版配信の発表はまさに、「ファン待望」といったところだろう。
本発表に際して、井上氏は「原稿はB4サイズのケント紙に描いていて、2ページにまたがるいわゆる見開きの場合は、2倍サイズのB3の紙を横にして描いてました。連載当時は紙の本しかなく見開き2ページ単位でコマ割りしていたので、大きめのタブレット端末で見開きの状態にすると原稿に1番近く、読みやすいかもしれません。」とコメント。
続けて、「本の綴じ込んであるところ、いわゆるノドの開きにくいところも今回しっかり見ていただけるのも良い点です。」と、連載時の原稿制作時のエピソードを交えながら、デジタル化に伴う思いを語ってくれた。
【お知らせ】6月2日よりSLAM DUNKがデジタル版でもご購読いただけるようになりました。6月2日よりSLAM DUNKがデジタル版でもご購読いただけるようになりました。 pic.twitter.com/zGa6idxARL
— 井上雄彦 Inoue Takehiko (@inouetake) May 22, 2025



