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容量16GBに増量。「Kindle キッズモデル」新世代機も

Amazon、小型軽量化した新世代「Kindle」。ダークモードや高解像度ディスプレイで見やすさも進化

2022/09/13 編集部:川田菜月
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Amazonは、解像度300ppiの6インチディスプレイを搭載する「Kindle」第11世代モデルと、「Kindleキッズモデル」を発表。いずれも本日よりAmazon.co.jpにて予約受付開始し、10月12日(水)より出荷開始する。価格は以下の通り。

「Kindle」第11世代モデル

新世代「Kindleキッズモデル」

・「Kindle」第11世代モデル/広告あり 10,980円(税込)
・「Kindle」第11世代モデル/広告なし 12,980円(税込)
・「Kindleキッズモデル」新世代モデル 12,980円(税込)

Amazonが展開する電子書籍リーダー「Kindle」のエントリーモデル最新世代機。新デザインを採用し、前の第10世代モデルよりも軽量かつコンパクトなサイズを実現。より持ち運びやすくなったとしている。本体カラーはブラック/デニムの2色。

新デザインによる、小型軽量設計でより持ち運びしやすく

上述のとおり、解像度300ppiの6インチディスプレイを採用。従来比で約3倍、上位機と同等の高解像度で、文字と画像をくっきりと表示できるようになったとアピールする。容量もアップグレードして、前モデルの2倍となる16GBのストレージを内蔵する。

ディスプレイ表面は反射を抑えた仕様とし、紙のような読み心地を実現。表示は16階調グレースケール、フォント最適化技術に対応する。新たに「ダークモード」をエントリーモデルのKindleにも搭載し、明るい屋外や暗い室内でも快適に使用できるとしている。

「ダークモード」搭載で明るい屋外でも快適に読書可能

フロントライト、明るさ調整機能は引き続き搭載。充電はUSB-Cに対応し、フル充電の状態で最大6週間のバッテリー持続を実現した。

充電はUSB-Cに対応

背面部にはAmazonのロゴマーク

本体サイズは157.8×108.6×8.0mm、質量は158g。USB-C充電ケーブルを付属する。本体は1年間限定保証が付帯し、国内の場合はオプションで別売の延長保証も利用可能となる。

Kindleキッズモデルの新世代機では、上述のKindle第11世代モデル同様、解像度300ppiの6インチディズプレイを搭載。従来より文字や画像の見やすさが向上したとしている。容量は16GBで、本機もまたUSB-Cを採用し、バッテリー持続時間はフル充電で最大6週間となる。

Kindle第11世代モデルと同様に、解像度や容量、サイズ感などが進化

多彩な保護カバーも用意。「スペースホエール」「ユニコーンバレー」「サブマリン」の3種類から好みに合わせて選ぶことができる。本体色はブラック、サイズは158.8×114.4×13.6mm、質量256g(いずれもカバー含む)となる。

左から「スペースホエール」「ユニコーンバレー」「サブマリン」

Kindleキッズモデルは2年間の限定保証が付帯、さらに1,000冊以上の子ども向けの本が読み放題になる「Amazon Kids+」を1年間無料で利用することができる。

「Amazon Kids+」では「岩波少年文庫」「角川つばさ文庫」「講談社青い鳥文庫」「集英社みらい文庫」「小学館ジュニア文庫」などの子ども文庫から、児童文学の名作、歴史・科学などの学習コンテンツも豊富にラインナップ。10月1日からは集英社より、『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 ノベライズ みらい文庫版』『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE ノベライズ みらい文庫版』『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜 ノベライズ みらい文庫版』といった人気作品も提供開始予定となっている。

Amazonでは、本発表にあわせて「読書体験をもっと豊かに。Amazonが本好きの皆様と歩んできた10年を振り返る」を、About Amazonブログにて公開した。

電子書籍リーダー「Kindle」は今年2022年で10周年。「Fireタブレット」とともに、2012年に日本で発売開始され、Kindle本ストアも同時にオープンした。この10年でデジタルでの読書文化も市場に根付き、Kindle本ストアでは700万冊以上のコンテンツをラインナップするなど規模を拡大、サービスも進化している。

ブログ記事では、アマゾンデバイス事業本部 Kindle・Fire タブレット・アクセサリー事業部事業部長の清水文弥氏が、この10年を振り返ってコメント。電子書籍ビジネスが日本に登場して以降の読書文化の変遷とAmazonの取り組みについて語っている。

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