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申込みは4月10日まで、参加費5000円

ソニー、会話で成長するロボット「poiq」。ユーザー参加の育成プロジェクトが開始

公開日 2022/04/04 15:32 編集部:平山洸太
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ソニーグループは、新型エンタテインメントロボット「poiq」(ポイック)を発表。ユーザーが同ロボットを育成するという期間限定プロジェクトを本日4月4日より開始する。参加費は5,000円(税込)で、申込みは4月10日まで。

「poiq」

poiqは、対話を通じてユーザーを理解しながら成長し、ユーザーの興味や関心に沿った知識をコミュニケーションに活用するという開発中のロボット。先月、新プロジェクトとしてpoiqの名前とともにアナウンスされたが、この詳細が明かされた格好だ。

構想にあたり、アニメや映画などの物語で描かれるような、主人公に寄り添いともに成長していく “バディ” のような存在を意識しているとのこと。同プロジェクトでは、広く一般から参加者を募り、ユーザーが2023年3月31日までの約1年間をpoiqと一緒に暮らすことで、ロボットの自然対話技術の進化を目指すとしている。

プロジェクトのイメージ

また、プロジェクトのガイド役として、声優の雨宮天さんがクリエイターの立場から参加。公式YouTubeチャンネル「雨宮天のてくてく天ちゃん」でスタートする「天ちゃんのpoiq研究所」でリーダー役を務めていく。

ハードウェアの面では、顔に3軸、ホイールに2軸の可動部を用意。目には8個の白色LEDと6個のRGB LEDを備えるほか、本体には電源/充電やWi-Fi、お知らせ用などの各種LEDを搭載する。

センサーは3軸ジャイロと3軸加速度の6軸検出システムを2つ採用し、さらに6個のToFセンサー、ミリ波レーダーセンサー、近接センサーに対応。1基のカメラも備える。

サウンド面では、4つのマイクとスピーカーを搭載。声や喋り方は、声優の花守ゆみりさんが声を担当する「アマーリ」が利用できるが、今後複数のキャラタイプから選べるように開発中としている。

また専用アプリ「My poiq」から対話をタイムラインで確認したり、poiqが撮影した写真を楽しむことが可能。通信方式ではWi-FiとBluetooth 4.2に対応し、本体にはWPSボタンも搭載する。

アプリの画面イメージ

ほか、バッテリー容量は16.4Whで、連続稼働時間は約180分。充電端子にはUSB Type-Cを採用する。外形寸法は直径約72×118Hmmで、質量は約410g。

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