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円谷プロダクションとの共同制作を発表

Netflix、長編アニメ映画「Ultraman」。ウルトラマンが赤ちゃん怪獣を子育て

2021/05/14 編集部:小野佳希
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円谷プロダクションとNetflixは、CGアニメ長編映画「Ultraman (原題)」を共同製作することを発表した。

(C)円谷プロ

これまでも両社はアニメシリーズ「ULTRAMAN」を共同制作していたが、今回は長編映画での制作が発表された格好。ウルトラマンとして地球を守る一方で野球界のスター選手でもあるサトウ・ケンが、「宿敵」の子である赤ちゃん怪獣の養育を任されるという、思いもよらない事態になるストーリー。チームの一員として、また新米パパとして奮闘しながら、ケンは自分の中にあるエゴや疎遠になっている父、過激な怪獣防衛軍の台頭と向き合い、ウルトラマンであることの本当の意味を見出していくという。

監督・脚本は「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」のシャノン・ティンドル。同じく「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」を手掛けたマーク・ヘイムズも脚本に参加する。そのほか、ジョン・アオシマが共同監督を務める。

■シャノン・ティンドル監督 コメント

この映画を作ることは、私の長年の夢でした。円谷英二さんの「ウルトラマン」に対する私の愛から生まれたオリジナルストーリーが、幸運にも映画として実を結ぶことになりました。円谷プロダクションの方々からの素晴らしい信頼と、Netflixアニメーション部門の皆さんのサポートに、心から感謝しています。優れたメンバーがそろった私たちチームの斬新な「Ultraman (原題)」を、世界中の視聴者にお届けできる日を楽しみにしています。

■円谷プロダクション 塚越隆行代表取締役会長兼CEO コメント

「ウルトラマン」は55年前、当社の創業後間もなく日本で誕生しました。円谷プロダクションにとって今回のNetflixとの取り組みは、創業以来初めての本格的な全世界に向けての展開になります。「ウルトラマン」は、これまで多くの人たちを魅了してきました。シャノン・ティンドル氏もその一人です。彼は子供のころからウルトラマンに大きな影響を受けて育ち、そしてクリエイターになったとお聞きしています。今度は世界中の子供たちが、Netflixを通じてシャノンのウルトラマンを観て、勇気と希望と思いやりの気持ちを育んでもらえたらうれしいです。

■Netflixオリジナルアニメーション部門ディレクター アラム・ヤクービアン コメント

親愛なる円谷プロダクションの皆さんと協力し、この人気ヒーローを世界中のNetflixメンバーに楽しんでいただけることを、大変光栄に思います。また、シャノン、ジョン、そして「ウルトラマン」を愛する各国の素晴らしいアーティストたちと手を組めることに胸が躍っています。この日本の国民的ヒーローを愛するファンに、私たちの映画をお届けするのがとても楽しみです。初めて観る若い世代の皆さんにとっても、きっと新しいお気に入りのスーパーヒーローとなるでしょう。

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