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ライトバーの位置も変更

PS5用コントローラー「DualSense」公開。ハプティックフィードバックなど新機能、「Createボタン」も

公開日 2020/04/08 07:19 編集部:小野佳希
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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、今年の年末商戦期に予定しているPlayStation5(PS5)の発売に先駆け、新機能を搭載したワイヤレスコントローラー「DualSense」の外観写真を公開した。

DualSense

新機能のひとつが、ハプティックフィードバックの搭載。この技術の採用により、「車が泥道を走るときの重いずっしりとした感触など、ゲームプレイ中にさまざまな強力な感覚を表現することができるようになる」という。

また、DualSenseのL2ボタンとR2ボタンにはアダプティブトリガーを搭載。「弓矢を引き絞るときのような緊張感のある動作を実感できるようになっている」としている。

L2ボタンとR2ボタンにはアダプティブトリガーを搭載

また、必要なコンポーネントをハードウェア内に収めながらも、握ったときに厚みを感じさせないよう試行錯誤を重ねたとのこと。最終的にはトリガーの角度を変え、グリップについても細かな調整を加えたほか、DualSenseの稼働時間を長くし、新機能を加えた分、できる限り重量減も実現するためのさまざまな工夫を凝らしているという。

DUALSHOCK 4で搭載している「SHARE」ボタンは、今回新たに「Create」ボタンとして搭載。。「"Create"では、ユーザーの皆さまがご自身のゲームプレイを元にコンテンツを作成し、全世界に向けて共有したり、あるいは仲間内でお楽しみいただくための新しい手段を再び開拓している」とのことで、この機能の詳細は後日改めて案内するとしている。

「SHARE」ボタンは「Create」ボタンに

マイクを内蔵し、ヘッドセットがなくてもチャット可能。もちろんヘッドセットも使用できる。

そして、これまで基本となるコントローラーは単色だったが、今回は方向性を変え二色を採用。ライトバーも見やすさを考慮し、タッチパッドの両脇に配置を変更した。

この最終デザインに落ち着くまでの足掛け数年、いくつかのコンセプトをもとに、デザイナーとハードウェアエンジニアが数百もの試作を重ねてきたとのこと。また、幅広い層のゲームファンによるテストや検証を重ね、人間工学に基づいたあらゆる手の大きさにフィットする快適性の実現にたどり着いたと説明している。

■SIE 社長 兼 CEO ジム・ライアン氏コメント

DualSenseは、従来のコントローラーとは一線を画す体験を可能にし、PS5において世代間の大きな飛躍を遂げるという、私たちの強い意思を示すものです。新しいコントローラーは、PS5に搭載する数多くの革新的な機能とともに、ゲームに大きな進化をもたらすと確信しています。プレイステーションのミッションは、今もこれからも、遊びの限界を超えていくことであり、ファンの皆さまには2020年の年末商戦期に予定しているPS5の発売に向けて、このエキサイティングな旅を共に歩んでくださっていることに、心から感謝します。発売に向けて本体のデザインを含め、PS5に関するさらなる情報を今後もお届けしてまいりますので、ぜひご期待ください。

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