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MVも公開

『攻殻機動隊 SAC_2045』エンディングテーマをMiliが担当。タイトルは「sustain++;」

公開日 2020/02/13 20:00 編集部:押野 由宇
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2020年4月よりNetflixより全世界独占配信される、「攻殻」史上初のフル3DCGアニメーション『攻殻機動隊 SAC_2045』。この度、本作のエンディングテーマをMili(ミリー)が担当することが発表された。

『攻殻機動隊 SAC_2045』(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

Miliは全世界で大ヒットしている音楽ゲームアプリ『Deemo』への楽曲提供をはじめとして、アニメ『ゴブリンスレイヤー』『メルクストーリア』のOP・ED・劇中BGMを手がけるなど、ゲーム・CM・TVアニメーションといった様々なメディアに楽曲や歌詞を提供。海外公演も精力的に行っている音楽制作集団だ。

音楽制作集団Miliがエンディングテーマを担当

エンディングテーマタイトルは「sustain++;」(サステイン・プラス・プラス)。本楽曲は世界中で話題になっている環境の「sustainability(持続可能性)」と作品の設定を元に、「では持続可能な人間関係はどういう形なのか?」の質問から考え出された歌詞であるという。

今回の発表と合わせて、MiliのYouTubeチャンネルでは本作のエンディングテーマサイズとなる「sustain++;(ending ver.)」のミュージックビデオが公開された。歌う内容は英語で表現されているが、動画内ではメンバーのCassie Wei自らが組み上げたプログラミング言語javaで歌詞を表現。

このミュージックビデオは本作のキャラクターデザインを担当するイリヤ・クブシノブが描いた主人公・草薙素子のイラスト上に、プログラミング言語javaが流れており、攻殻機動隊の世界観と絶妙にリンクした内容となっている。



また発表に際して、MiliのメンバーCassieのコメントも到着した。

「今まで音楽が高く評価されている名作『攻殻機動隊』新作シリーズのエンディングを担当させて頂けることになってとても誇らしく思います!ネタバレしないようストーリーには触れません(笑)。Sustainability(持続可能性)という単語は最近では環境に対しても使う言葉なんですが、個人的には恋愛などの人間関係にも該当すると思います。相手が木でも人でも機械でも、関係を作るにはコミュニケーションが必要。自分の主張はちゃんと伝える。相手の主張はちゃんと聞く。…って思っていたけど、「じゃあコミュニケーションをとろうぜ」と強制するのはコミュニケーションとして成り立たないよね。これって何?コミュニケーションのパラドックス?って深く考えました。最終的に、持続可能な人間関係にはルールがないという結論に辿り着きました。とてもanticlimacticです(笑)。この一連の想いを歌詞に書き、一番好きなjavaで表現して曲にしました。ショートバージョンに含まれたメッセージだけだと曖昧ですが、今後フルバージョンを聴いて頂けたら全貌が見えるようになります。なので、フルバージョンも楽しみにしてくださいね」

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