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旧東芝メモリが推進

漫画の神様の新作が読める? 手塚治虫AIプロジェクト「TEZUKA2020」始動

公開日 2019/10/01 20:04 編集部:押野 由宇
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東芝メモリ株式会社は、本日10月1日付けで社名(商号)を「キオクシア株式会社」に変更。その新たなスタートにあたり、高速・大容量フラッシュメモリとAI技術を用いて、手塚治虫の作品を新作漫画として描く「TEZUKA2020」を実施する。

「TEZUKA2020」プロジェクト始動

「記憶」の可能性を追求し、新しい価値を創り出すことで、これまでにない体験や経験を生み出し、世界を変えていく存在を目指すキオクシアを体現するという「#世界新記憶」キャンペーンの第一弾として実行されるプロジェクト。

手塚治虫の遺した膨大な作品をデータ化し、キオクシアの高速・大容量メモリと先進のAI技術を駆使して、2020年2月に新作をお披露目する予定で進行する。

プロジェクトメンバーには、キオクシアTEZUKA2020プロジェクトチーム、手塚プロダクション取締役の手塚眞氏、公立はこだて未来大学副理事長の松原仁氏、公立はこだて未来大学システム情報科学部教授の迎山和司氏、慶應義塾大学理工学部教授/電気通信大学人工知能先端研究センター特任教授の栗原聡氏が名を連ねる。

本プロジェクトに対して、メンバーは「手塚治虫が旅立って30年。『彼なら、今どんな未来を描くだろう?』という想いは関係者なら誰もが常に考えていることです。そんな誰もが考え、答えの出ない疑問にチャレンジ出来ることに、今とてもワクワクしています。これまでの手塚治虫の“記録”から、どんな新たな新作が生まれ、世界中の人の記憶に組み込まれていくのか。2020年2月を楽しみに待っていてください」とメッセージを発表している。

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