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ゲストに中村トオル、永山絢斗ら

ドラマ「深夜食堂」新シーズンが2019年秋よりNetflix全世界配信。主演・小林薫や監督のコメントも到着

公開日 2019/06/20 08:00 編集部:杉山康介
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Netflixは、同名の漫画を原作とするドラマ『深夜食堂 -Tokyo Stories Season2-』をNetflixオリジナルシリーズとして2019年秋より全世界配信することを発表した。

『深夜食堂 -Tokyo Stories Season2-』2019年秋より全世界配信

小学館のビッグコミックオリジナルにて連載中の漫画「深夜食堂」(著:安倍夜郎)を原作としたドラマ。2009年にドラマ化されて以来テレビシリーズ3作と映画2作、Netflix配信版1作が製作されており、中国や韓国ではリメイク版も放送。本作はNetflix配信版の第2シーズンとなる。

マスター役の小林薫を筆頭に、不破万作、綾田俊樹、松重豊、安藤玉恵、余貴美子、オダギリジョーらお馴染みのメンバーも集結。仲村トオル、柄本明、柄本佑、勝地涼、永山絢斗らのゲスト出演も決定しているとのこと。

ドラマは原作の人気エピソードにオリジナルエピソードを加えた全10話構成。作中に登場する料理は、これまでのシーズンから引き続きフードスタイリストの飯島奈美氏が手がける。

作品のもう一つの主役である料理は、これまで同様フードスタイリストの飯島氏が手がける

今回の発表にあたり、主演の小林薫や監督からはコメントが到着している。コメントは以下の通り。

小林薫(マスター 役)
ちょうど10年ということを素直にうれしく思い、そして驚いています。深夜の30分ドラマで始まって重い話ではなく日常にありふれた恋愛や仕事での失敗みたいな身近な事柄を描いたドラマが「深夜食堂」です。国境を問わず人間が大切にしている心がリアルなセットで描かれ、妥協しないスタッフ、出演者に支えられて続いています。本当にスタッフにも出演にも恵まれた贅沢な作品だと思います。

松岡錠司監督
10年続いていることに、驚くというより不思議な感じがします。このシリーズを見続けて、後押ししてくださった観客や視聴者のみなさんに感謝しています。原作に描き込まれた人間のささやかな日々の暮らしや、普通にいるだけで滑稽な人間のおかしみが映像表現として成立することを証明できたこと、それが何よりも嬉しいです。今回も粒ぞろいなエピソードが揃っていますので、ぜひご賞味あれ。

山下敦弘監督
松岡錠司監督に誘ってもらい、ドラマ『深夜食堂』に携わって10年が経ちました。
10年で10作品を作ってきて、もうそろそろ慣れてきてもいいはずなのに『深夜食堂』の現場は心地良い緊張感と温かさが同居していて、いつも初めて演出をしているかのような心境になります。今回も様々なキャリアと魅力を持ったスタッフとキャストの中で本当に贅沢な仕事をさせていただきました。自分にとってとても大切なドラマなので、観ている人たちにとっても大切なドラマとなる事を願っています。

小林聖太郎監督
初めて「深夜食堂」に参加したのはシーズン2の脚本準備中でした。松岡監督たちと羽田の街をウロウロとシナハンし、たらふく餃子を食べた暑い日から、もう8年も経つとは……!
今回は、最高年齢と最若年齢パートを担うことになりましたが、果たして……
誰かの悔しさ、あの時の悲しみ、自暴自棄や妬み、淋しさ、そして行き交う刹那と知りつつも、美味い飯を通して心寄せ合う人と人との仄かな温もり……そんな気持ちを掬い取ることができたでしょうか。ご期待下さいませ。


「深夜食堂」あらすじ

ネオンきらめく繁華街の路地裏にある小さな食堂。夜も更けた頃に「めしや」と書かれた提灯に明かりが灯ることから、人は「深夜食堂」と呼ぶ。メニューは酒と豚汁定食だけだが、頼めば大抵の物なら作ってくれる。そんなマスターが出す懐かしい味を前に、客たちの悲喜こもごもの人生模様が交差する。「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の安倍夜郎の大ヒット漫画を原作に深夜の放送ながら静かなブームを呼び、食ドラマの先駆けとして不動の地位を築いている。その人気はさらに広がり、日本のみならず、世界中の人々の“心と小腹”を満たし続けている。

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