アスク、単体録画も可能なゲーム機専用ポータブル・ビデオキャプチャー

（株）アスクは、AVerMedia TECHNOLOGIES社製のポータブル・ビデオキャプチャーデバイス「AVT-C875」を8月下旬より発売する。価格はオープンだが、20,000円前後での実売が予想される。

本機はHDMIやコンポーネントでゲーム機から入力した映像信号を、本機単体、またはUSB接続したPCで録画することが可能なポータブルデバイス。1080pまでのゲーム映像を録画できる。PS3、Xbox360、Wii、Wii U、PSPなどに対応する。

2つの録画モードを搭載。「PC録画モード」ではUSB接続したPCから入力された映像信号の録画やライブ配信を行うことが可能。本体にH.264ハードウェアエンコーダーを搭載し、PCに負荷をかけず低遅延で録画やライブ配信を行うことができるという。

PC録画モード時の録画、配信には付属の専用キャプチャーソフト「RECentral」を用いる。ニコニコ動画やUstream、Twitchなどの各種動画配信サービスに対応し、事前にアカウント登録を行えばライブ配信が可能になる。

「単体録画モード」は録画時にPCが不要。本体中央にあるSTARTボタンを押すだけで、本体に挿入したSDカードに録画を行うことができる。パススルー対応のHDMI出力を搭載し、録画しながらのゲームプレイも可能。遅延も抑えている。

電源はUSBバスパワーに対応。録画可能な動画形式はMP4（H.264+AAC）、またはTS（H.264+AAC）フォーマットとなり、静止画はBMPフォーマットで保存される。最高入力解像度は1920×1080/60fps。最大録画品質は1920×1080/30fps。

対応OSはWindows7、8で、推奨CPUはIntel Core 2 Duo 2.8GHz、または AMD Athlon 64 X2 Dual Core 3.0GHz 同等以上。

入力端子はHDMI×1、コンポーネント映像×1、ステレオミニ音声×1。出力端子はHDMI×1、ステレオミニ音声×1。外形寸法は131W×22H×70Dmm、質量は約117g。