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世界の環境映像を大スクリーンで楽しめる

映像を通して環境問題を考える。「第18回アース・ビジョン地球環境映像祭」が今週末開催

公開日 2010/03/03 17:27 山之内優子
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毎年、アジア、オセアニアの優れた環境映像を上映し、コンペで大賞を決めるアース・ビジョン地球環境映像祭が7日から東京・四谷で開催される。今年は、生物多様性に焦点を定めた企画も注目。高画質、ハイビジョンで製作された世界最新の優れた環境映像を大スクリーンで鑑賞できる。イベントの概要は以下のとおり。

アース・ビジョン 第18回地球環境映像祭
EARTH VISION The 18th Tokyo Global Environmental Film Festival

<日時>
3月5日(金)14:00〜20:10
3月6日(土)10:00〜19:00
3月7日(日)10:00〜19:00
 
<会場>
四谷区民ホール(東京都新宿区内藤町87番地 四谷区民センター9階)
→地図はこちら

<参加について>
協力費:1日1,000円(高校生以下無料・事前予約不要)
3日間通し協力費(カタログ付き)一般2,000円 学生1,500円 

<主なプログラム>(★は監督登壇)
→詳細はこちら


「おじいさんの古代米―雲南の小さな村から」
■3月5日(金)
15:50 おじいさんの古代米―雲南の小さな村から★
(中国/2008/監督:Lin Zhizhan/86分)
多国籍企業の種を使った農業が主流となった中国の農村で、 古代の赤米を有機農法で育てようとする試みが始まった。

18:00 ビューティフル アイランズ★
(日本/2009/監督:海南 友子/110分)
南太平洋のツバル、イタリアのベニス、アラスカのシシマレフ島。 気候変動に揺れる世界の美しい島のいま、を見つめる。

■3月6日(土) 

「映像詩 里山―森と人 響きあう命」
14:30 映像詩 里山―森と人 響きあう命★
(日本/2008/監督:菊池 哲理/49分)
滋賀県北部に広がる雑木林は、かつては薪や炭、 現在はシイタケ栽培に利用されている。 繰り返し伐採されたクヌギの老木・やまおやじが誘う美しく豊かな里山の世界。

16:45 ミツバチのブルース
(オーストラリア/2009/監督:Stefan Moore/52分)
ミツバチは、ハチミツをもたらすばかりではなく、植物の受粉を担う。 その受粉なしでは、世界の食糧の1/3は減少するだろうとも言われている。 世界各地で起こっているミツバチの大量死を追う。

17:40 講演「ミツバチがつなぐ銀座里山計画」
田中 淳夫(銀座ミツバチプロジェクト 世話人)



「雨の物語―大台ケ原 日本一の大雨を撮る」
■3月7日(日)
14:50「国境のない鳥」★
(台湾/2009/監督:Dean Johnson/52分)
アジアの湿地に生息するクロツラヘラサギは、 台湾から中国、韓国から北朝鮮へと渡る。 この絶滅の危機に瀕する鳥を守るため、国境を越えて、人々の協力が生まれていく。 東京国際映画祭 natural TIFF部門上映作品

17:30「雨の物語―大台ケ原 日本一の大雨を撮る」★
(日本/2008/監督:内浦 崇/49分)
1年に5000ミリの雨が降る大台ケ原で、 ハイスピードカメラや気象観測用のジェット機など 最新技術を駆使して撮影された、神秘的な雨の姿。

【問い合わせ先】
アース・ビジョン組織委員会
TEL/03-5802-0525(直通)



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