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香ばしい旨みとすっきりした後味を両立した新しい発泡酒

サントリーから玄米を使い味にこだわった「豊か〈生〉」が登場!

2009/04/09 季刊・analog編集部
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『季刊・analog』ではウイスキーなどお酒関連の記事も紹介しており、好評を得ている。analog誌で何度か紹介した『山崎』『白州』『響』などのこだわりのウイスキー関連製品を販売しているサントリーが、6月2日より美味しさと健康志向を追求した新しい発泡酒を発売するのでご紹介しよう。

サントリーは、この4月より純粋持ち株会社となり、サントリーホールディングス(株)の元に各事業を担当する会社を置く体制へ移行。ワインを除く酒類事業を担当するのはサントリー酒類(株)となった。昨年度サントリーは『ザ・プレミアム・モルツ』『金麦』が好調に推移し、ビール事業がスタートしてから初の黒字となり大きな話題になったが、今回の新商品は今年のひとつの柱となるものである。

サントリー酒類(株)より発売されるこの新しい発泡酒『豊か〈生〉』は、ビール系飲料として満足できる「新しいおいしさ」と、健康志向の高まりに応える「機能感」を両立した新発泡酒。サントリーとしては初めて玄米を使用し、“ふわっと香ばしい旨み”と“すっきりとした後味”を実現したという。

「サントリー 豊か〈生〉」(350ml ・アルコール度5%、500ml缶もあり)オープン価格

使用する玄米は、JA(農業協同組合)から購入した国産100%の大粒で整粒度の高い「等級格付認定玄米」の1等米。高品質の「玄米」をまるごと粉砕して使用し、麦汁を高温で煮沸する「デコクション製法」を採用することにより“ふわっと香ばしい豊かな旨み”を実現する。さらに、サントリーならではの「天然水100%仕込」により、素材本来のおいしさを引き出している。また、身体にもやさしい糖質50%オフ。“すっきりとした後味”を実現したという。

確かに飲んでみると、しっかりとした旨みを感じながら、ビールとは異なるすっきりとした後味が特徴といえそうだ。

発表会にて、サントリー酒類(株)代表取締役社長の相場康則氏は「4月7日に発売した新ジャンル商品『ザ・ストレート』はすでに出荷数が当初の計画を上回る70万ケースが見込まれており、『ザ・ストレート』と今回の『豊か〈生〉』の2つの新商品が、昨年のビール事業の好調さを一過性にしないための、今年の大きなポイントとなる」と述べた。

発表説明会で『豊か〈生〉』の前に立つサントリー酒類(株)代表取締役社長の相場康則氏(右)、常務取締役ビール事業部長の寺永好孝氏(中央)、ビール商品開発研究部長の福井宣之氏(左)

さらに、常務取締役ビール事業部長の寺永好孝氏は「体に気遣い、美味しいと感じてくれる30歳後半からの層がターゲット。玄米を使いうまみを出すことで、プラスの付加価値に挑戦した」と発言していた。

ここのところ発泡酒は、健康志向を背景に機能性を重視した商品が多かったが、こだわりのうまさを追求し成功させた『ザ・プレミアム・モルツ』を生んだサントリーが、発泡酒でもうまさを重視しつくりあげた『豊か〈生〉』は、大きな話題を呼ぶことだろう。
すっかり暖かくなってきた今、美味しいビール系飲料が欲しくなる時期だ。味にこだわった『豊か〈生〉』を一度試してみてはいかかだろうか。

(季刊・analog編集部)

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