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詳細は『analog vol.23』 にも掲載予定

シングルモルト「山崎」発売25周年を記念した限定ボトルが新発売!

2009/02/19 季刊analog編集部
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『季刊・analog』では、アナログ感覚のゆったりとした趣味の一つとして、モルトウイスキー関連の記事を毎号掲載し、好評を得ている。また「analog vol.22」では、サントリー山崎蒸溜所を訪ね、サントリーの輿水精一チーフブレンダーと澤野工房の澤野由明さんの特別対談を行っている。

さて、日本のウイスキーづくりは、1924年サントリー山崎蒸溜所で始まり、ここから数多くの銘国産ウイスキーが生み出された。サントリーは、ウイスキーづくり60周年となる1984年にサントリーシングルモルトウイスキー「山崎」を発売。「山崎」は高い品質で世界のコンペティションで数々の栄誉に輝いていることは、ご存知の方も多いことだろう。この日本が誇る「山崎」が発売されて、今年で25周年を迎えることになった。これを記念して、「山崎」の限定ボトルが発売となるので、お知らせしよう。発売されるのは下記の2種類だ。

・山崎1984(700ml・アルコール度数 48%) 10万5千円(税込) 3月10日発売
・山崎シェリーカスク(700ml・アルコール度数 48%) 9,450円(税込) 2月26日発売

サントリーシングルモルトウイスキー「山崎1984年」

サントリーシングルモルトウイスキー「山崎シェリーカスク」

「山崎」発売25周年を記念して数量限定発売される「山崎1984」は、「山崎」が発売された1984年に蒸溜・樽詰めされたモルト原酒のみを使用、なかでも「山崎」の特徴である“ミズナラ樽”で熟成した原酒を主体にヴァッティング(混合)したシングルモルトウイスキー。

ジャパニーズウイスキーの個性として世界でも高く評価されている“オリエンタルな香り”が楽しめる。これほどミズナラ樽の特徴が出たウイスキーはかつてないもので、複雑な味の中に圧倒的な個性を持ちながらも、バランスの良い味と香りが楽しめる。

「山崎1984」のパッケージは、ブランドのアイデンティティである「山崎」の墨文字をゴールドの吹きつけで直接ボトルにあしらい、特別感を表現。1本1本シリアルナンバーを記載し、記念ボトルにふさわしい特製の木箱を使用していてプレミア感も抜群だ。発売は3月10日で2,500本(うち海外500本)の限定販売となるため、興味のある方は、早めに購入したほうがよさそうだ。

「山崎シェリーカスク」は、山崎蒸溜所が育んできた多彩なモルト原酒の特徴を楽しめる限定シングルモルトシリーズの第一弾として発売するもので、“シェリー樽”で熟成させた原酒100%のシングルモルト。

山崎蒸溜所でウイスキーづくりを始めた1924年、日本で初めてウイスキー原酒を熟成するために使用したのは、スペイン産のシェリー樽であり、今回はシェリー樽で熟成したモルト原酒のみを厳選し、ヴァッティングしている。

スパニッシュオーク由来のバランスのよい甘味や酸味、凝縮されたリッチな果実香のフルーティさと赤味の強い濃厚な色合いが特徴。こちらの発売は2月26日で16,000本(うち海外8,000本)の限定販売である。

「山崎」は、昨年度の販売実績が07年度から104%と堅調に伸張。同社では、「山崎」を今年の洋酒事業の核に据えて国内外でマーケティング活動を強化し、“グローバルブランド”として更なるブランド強化を図るという。

この2種類の新しい「山崎」は、限定商品では初めて海外展開される。同社の取締役 スピリッツ事業部長の馬瀬紀夫氏は、今回の発表会場で「“世界に誇る、日本独自のウイスキーをつくりたい”という創業者からの脈々とした思想を実現するために、山崎の海外展開を今年は積極的に行う」と述べた。

発表会場で、説明を行うサントリー(株)取締役・スピリッツ事業部長の馬瀬紀夫氏

日本を代表するシングルモルトウイスキー「山崎」の輝かしい功績と、今回限定発売となる「山崎1984」「山崎シェリーカスク」の詳細については、中心となってつくりあげた輿水精一チーフブレンダーのインタビューも含め、3月15日発売の「analog vol.23」で掲載を予定している。こちらもご期待いただきたい。

発表会で試飲を行いながら、新発売となった「山崎」のテイストを説明する輿水チーフブレンダー。詳細は3月15日発売のanalog vol.23をお待ちいただきたい

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