撮影用RICOH THETAと三脚は無料レンタル

リコーとPR TIMESが提携、360°画像のプレスリリースが手軽に配信できる新機能を提供開始

Senka21編集部・竹内純
2019年03月26日
プレスリリース配信サービスを運営する株式会社PR TIMESと、360°カメラ「RICOH THETA」(リコーシータ)を用いたクラウドサービスを提供する株式会社リコーは、業務提携契約を締結、360°の画像を活用したプレスリリースを誰もが配信できるサービス連携を進めていく。

株式会社リコー SmartVision事業本部 事業本部長・大谷渉氏(写真右)と株式会社PR TIMES代表取締役社長・山口拓己氏

13年11月に登場したRICOH THETAは、360度の全方位をワンショットで一度に撮影できる手軽さと従来にはなかったコンテンツの魅力から、ビジネス用途にも広がりを見せている。リコーでは、360度のイメージを用いたコンテンツを自社WEBサイトなどに簡単に作成・活用できるクラウドサービス「THETA 360.biz」をビジネス向けに提供。「誰でも簡単に360°のコンテンツが作成できることが大きな特長。百聞は一見に如かず。言葉より写真で紹介した方が断然にわかりやすい」(同社SmartVision事業本部 事業本部長・大谷渉氏)とRICOH THETAの360°画像が生み出す新たな可能性をアピール。物件紹介に活用する不動産を皮切りに、現在では建設現場や観光地、宿泊施設、飲食店など5,000社を超える企業に導入が拡大する。

誰もが簡単に360°画像が作成できる「THETA 360.biz」で不動産はじめビジネスシーンへ利用が拡大する

一方、月間1万本を超えるプレスリリースが集まる国内トップのプレスリリース配信プラットフォーム「PR TIMES」。同社代表取締役社長・山口拓己氏は、コンテンツ表現力の高まりに伴うプレスリリースの変化を指摘。「大企業だけでなく、スタートアップ、NPO・NGO、地方自治体、スポーツクラブなど、2万8000社超に利用が拡大している。従来のプレスリリースの枠を越え、企業とメディア、そして生活者をつなぐプラットフォームへと進化しつつある」と説明する。

コンテンツの表現力の高まりにより、プレスリリースは大企業だけのものではなくなった

今回、この両社の提携により、「PR TIMES」を利用する企業が撮影した360°の画像を、クラウドサービス「THETA 360.biz」に保存し、複雑な操作なしのワンアクションで、「PR TIMES」プレスリリース投稿画面に挿入する新機能を共同開発。企業が自前で簡単に360°の画像を撮影し、プレスリリースに表示することが可能となる。

両社が開発した新機能により、プレスリリースから手軽に360°画像で情報を発信できる

新店オープン、施設・工場見学、イベントレポートなど、さまざまなシーンでの活用が想定される。山口氏は「360°の画像を自ら撮影し、手軽に配信できることで、情報がより豊かに立体的になる。単なる企業リリースの域を越え、リリースの向こうにいる生活者に楽しんでいただけることができる。私たちを驚かせるようなプレスリリースが配信されることを期待している」と訴えた。

360°画像を活かしたプレスリリースの利用想定シーン

撮影用のRICOH THETAと三脚は無料でレンタル。360°の画像を活用した広報活動のための撮影シーンや撮影のノウハウを提供する勉強会も共催。第1回を4月22日に開催する。利用料金は、「PR TIMES」が1配信3万円(従量課金プラン)、または、月契約8万円(定額プラン)。「THETA 360.biz」が月額5,000円から。なお、今回の提携を記念して、「PR TIMES」利用企業から100社限定で、「THETA 360.biz」の初回利用を無償で提供。まずは利用していただくことで、360度画像が生み出す新たな価値に対する理解を深めていく。

大谷氏は「RICOH TEATAとPR TIMESというファンクションの組み合わせは非常に親和性が高い。表現の豊かさを高めたいという思いにも共感でき、今回の提携にとてもワクワクしている」と大きな期待を寄せた。

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