<ヘッドフォン祭>ラックスマン新リファレンスヘッドホンアンプ「P-800u」/STAXエントリー「SRS-X1」も人気
ヘッドホンやイヤホンなどポータブルオーディオ関連ブランドが多数集う、フジヤエービック主催の展示試聴イベント「秋のヘッドフォン祭 2026」が開催された。本稿は、ラックスマンとSTAXブースの模様をご紹介する。
新リファレンス「P-800u」に注目

ラックスマンのブースでは、11月に発売予定の新リファレンスヘッドホンアンプ「P-800u」(税込550,000円)の関心が高く、入場直後に試聴待ちの列ができるほどだった。
「P-800u」は、同社の700番台の系譜を受け継ぐ、約5世代目にあたる据え置き型のヘッドホンアンプ。独自の新世代高音質増幅帰還回路「LIFES」の最新バージョン「1.1」を搭載している。広帯域への対応力が向上し、より高音質な再生を実現したという。
オーディオ回路については、LIFESを完全に同規模・同一構成で4チャンネル分搭載している。歴代モデルの優れたDNAを継承しつつ、フラグシップ機「P-100 CENTENNIAL」の開発で得られた技術とノウハウが投入。
なおヘッドホンにはFOCALの「UTOPIA SG」と「CLEAR MG」を用意。P-800uの実力を存分に味わえるようになっていた。
また、FOCALの他の有線モデル「Azurys」や、無線モデル “Bathysシリーズ” など、気軽に楽しめる環境も用意されていた。
スタックス、最上位機「SR-X9000」を含めたフルランナップ

スタックスのブースでは、静電型ヘッドホンおよび専用ドライバーユニットの現行製品をフルラインナップで出展していた。
担当者によると、同社は持ち運びが難しい据え置きタイプのオーディオ機器を中心に展開していること、また、製品数もそれほど膨大ではないといったことから、どのイベントでも可能な限りすべてのモデルを持ち込む方針だとのこと。
人気のあるモデルについて聞いたところ、ひとつはエントリークラスの「SRS-X1」、もうひとつは最上位機種となる「SR-X9000」だという。
「SRS-X1」は、専用ドライバーユニットとのセット製品「SRS-X1000」なども展開されるエントリー機。同社が “静電型イヤースピーカー” と呼ぶ静電ヘッドホンに初めて触れるユーザーからの関心が高いようだ。
いっぽうの「SR-X9000」は、同社の技術を注ぎ込んだフラグシップ機として多くの注目を集めている。多層固定電極「MLER-2」をさらに進化させた「MLER-3」を搭載。
振動膜は極薄のスーパーエンプラフィルムによるダイヤフラムを採用。軽質量化で優れた過渡特性を実現し、低域から高域に渡って音の追従性を向上させたとしている。
また、ブースにはこれら以外にも多数の既存ラインナップとして、「SR-007S」や「SR-009S」、「SR-L700MK2」などが並んでいた。
さらにドライバーユニットについても、最上位機の「SRM-T8000」をはじめ多彩なモデルが展示されていた。

