<ヘッドフォン祭mini>Forte Earsプレミアムイヤホン「Violetta」参考展示/ORIVETI 三角錐型の小型USB-DAC
東京駅そばのステーションコンファレンス東京にて、フジヤエービック主催のポータブルオーディオ展示イベント「夏のヘッドフォン祭 mini 2026」が開催された。本稿では、Forté Ears/Oriolusなど扱うオリオラス、GRADO/ORIVETIなど取り扱うナイコムのブースをお届けする。
オリオラスジャパンのブースでは、Forté Earsブランドの有線イヤホンが祭壇のように展示されていた。「MEFISTO」と「MACBETH」に囲まれる形で、第三作目のプレミアムイヤホン「Violetta」が鎮座。前週のポタフェスに続いての登場となった。
ウッドシェルに圧縮合金で仕上げた金属プレートをあしらえた仕上げで、見た目よりは本体重量がだいぶ軽い印象を受けた。ダイナミックドライバー1基の構成で、ウッドシェル特有の暖かみのある音に仕上がっているという。 8月末頃から9月上旬に発売予定で、価格は220,000円前後になる見込みだとのこと。
Oriolusからは、「Szalayi 2nd」を展示。オレンジの単色が印象的な仕上がりで、プラナー+ダイナミック+バランスドアーマーチュアドライバーの3基構成。引き締まった低音と重低音が楽曲の土台をしっかりと支えながら、ポップスにおけるボーカルの輪郭も損なわないバランスに仕上げられているという。
こちらは8月末頃に発売予定だとのこと。実売価格は150,000円前後になる見込みだという。
予約販売が開始されたばかりのMagSafe対応USB-DACのNiPO 「A200PRO」も各色展示。スマートフォンの利便性をそのままに、本格的なポータブルオーディオ再生を追求している。対応フォーマットは最大でPCM 768kHz/32bit、およびネイティブDSD512(22.6MHz)をサポート。
そのほか参考展示として、Astell&Kernのポータブルヘッドホンアンプ「AK PA10」の外装を丸ごとアルミから真鍮に交換するPWAudioの交換キットも展示されていた。手に持ってみたところズシッとくる重量になっているのが印象的だった。
保証が無くなるといったデメリットや、免責事項の多い内容になるが、キットを使用して自分で交換する場合は約43,000円前後、PWAudioで交換する場合は約73,000円前後で交換できるとしている。
ナイコム
ナイコムのブースでは、新製品の発表が一通り落ち着いて、公式発表後の初めての展示となると担当者が案内。GRADOのヘッドホンは “Classicシリーズ” から「RS1」「GS1000」「GS3000」の3製品が展示がされていた。
GRADOは5年おきに大幅なリニューアルを行うとのことで、今回はドライバーの刷新のほか、イヤーカップを固定する蝶番の機構がアップグレード。さらに、硬くて取り回しがしにくいケーブルが柔らかくなったという。
担当者によると、GRADOは一度購入すると長期間使うユーザーが多く、15年前に購入した製品の修理も来ることがあるという。
ORIVETI(オリベッティ)ブランドからは、13ドライバー/トライブリッド構成を採用した有線イヤホン「Grand Oriveti Eminency」と、三角柱型のポータブルUSB-DAC「Twin Revive」も展示されていた。ORIVETIは、半年に1回くらい気合いの入れた製品を出してくるとのことで、今回の新製品に自信を持っている様子だった。
Grand Oriveti Eminencyは、ウッドハウジングながら光沢のあるレジンで仕上げた高級感のある外観で、片耳あたり10mm径の複合ダイナミックドライバーと8基のカスタム・バランスドアーマチュア(BA)ドライバー、4基の平面磁界ドライバーの計13基のドライバーユニットを搭載するという。
Twin Reviveは三角錐の形状が珍しいUSB-DACで、DACチップはESS「ESS9281AC PRO」を採用、アンプは「RT6863C」2基をディスクリート構成で搭載する。
三角錐の形状はスマホの背面にとりつけるとスタンド代わりとして機能するほか、スマホの操作時にも指のひっかかりができてグリップのようになるのが便利だと案内してくれた。MagSafeにくっつけてDAC本体を固定するホルダーも付属するとのこと。

