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最上位機種と対をなすモデル

ZMF Headphones、5つの独自技術が一体となった開放型平面磁界ヘッドホン「Tessidera」

公開日 2026/07/01 13:51 ファイルウェブ編集部
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ブライトーンは、同社が取り扱うZMF Headphonesブランドから、開放型平面磁界ヘッドホン「Tessidera(テシデラ)」を発売した。価格は528,000円(税込)。

 「Tessidera」

Tessideraは、独自開発の平面磁界ドライバーを搭載したフラグシップモデル「Caldera(カルデラ)」と対をなす存在として、ブランドが掲げる平面磁界ヘッドホンのビジョンを異なる視点から表現したとするモデル。

Calderaがエネルギッシュで力強いサウンドであるのに対し、本モデルは滑らかで豊潤、心地よさがあり、決して退屈さや物足りなさを感じさせることはないサウンドであると説明。荒々しいエネルギーよりも、洗練された音楽性を追求したとする。

なおモデル名は、古代のモザイクアートなどに用いられる小片「tessera」と、 楽器が最も自然に響く音域を意味する音楽用語「tessitura」にも由来し、ブランドがこだわる職人技による木工技術と音響技術の融合も体現しているとのこと。

ドライバーユニットには、厚さ1ミクロンという極薄振動板を採用した新設計の平面磁界ドライバーを搭載。Calderaのドライバーよりもさらに薄型化した振動板はスムーズかつ流麗な表現力を実現し、さらに太い導体やブランド独自の銀メッキTPE構造を組み合わせ、インピーダンスを35Ωに抑制。さまざまなアンプにおいて鳴らしやすい設計とした。

新設計の1ミクロン超薄型平面ドライバーを搭載

このドライバーユニットに加え、「CAMS」「ADS」「ZAM」「SRS」「Caldera Pad System」という5つのブランド独自技術を一体化した、新世代アーキテクチャーを採用する。

「CAMS(Caldera Asymmetrical Magnet Structure)」は、振動板の両面に台形のN52ネオジウムマグネットを配置する設計技術。振動板全体へ均一な磁力を与えつつ、空気の流れをコントロールして自然な拡散を実現する。

「ADS(Atrium Damping System)」は、ドライバー背面の圧力と空気流を制御して逆位相干渉を低減、空間表現を向上させるという技術。また「ZAM(ZMF Acoustic Matrix)」は格子状のディフュージョン構造で、ダイナミクスを確保しながら定在波を抑制し、高域特性を滑らかに整える効果があるという。

 特許申請中のリアダンピング構造ADS(Atrium Damping System)

「SRS(Soundboard Resonator System)」は、ドライバー背面に配置される木製のレゾネーター。音の立ち上がりに適度な重量感/パンチ感を与え、中域の響きや楽器の共鳴感を強化する。

そして「Caldera Pad System」は、内側に向けて溝が刻まれた、半通気性/前後非対称デザインのイヤーパッド。空気の流れを効率的に導き、立体的な音場を作り上げるとしている。

独自形状の専用イヤーパッド「Caldera Pad System」

なお、イヤーパッドは標準となる「Caldera Lambskin Top/Side Perf」(ラム革/上面および側面パンチング加工仕様)に加え、“セカンドパッド” としてもう1ペアが付属する。

セカンドパッドは3種類の中から選択でき、滑らかでリラックスした聴き心地になる「Caldera Suede」、より厚みのある形状で音の広がりと中高域の存在感が増す「Caldera Thick Lambskin」、パンチング加工が無く密閉性と音像の近さが強調される「Auteur Solid Suede」が用意される。

木製の筐体は、生産時期ごとに異なる種類の木材を採用。発売時の木材はカナリーウッドを採用する。製造は米国にてハンドクラフトで行われる。

インピーダンスは35Ω、感度は約92dB/mW。質量は575g(±30g)。付属品として上述のイヤーパッドのほか、OFCケーブル、専用ケースなどが同梱する。

筐体には時期ごとに異なる木材を使用。発売時の木材はカナリーウッドを採用する

 

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