<ポタフェス>フィリップスは100周年記念の“レトロ”推し/Skullcandyの “震える” ゲーム体験
ヘッドホンなどポータブルオーディオ関連のブランドが集う「ポタフェス2025冬 秋葉原」が12月13日(土)、14日(日)の2日間にわたり開催中。本稿では出展社のうち、フィリップス、Skullcandy、Edifierブースの模様を紹介する。
フィリップス
フィリップスブースでは、同ブランドのオーディオ100周年を記念したモデル “Century” シリーズを中心に展開している。
100周年ということで往年のスタイルを思い起こさせるレトロデザインのモデルも展開しており、例えばオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「TAQ2000」(約4,290円)はカセットテープのリールハブがモチーフ。開放型の有線ヘッドホン「SHP9500CY」(約1.3万円)はブラックとブラウンを基調とした70年代風の外観を採用している。
会場では、2026年1月に発売予定の新たなラインナップとして、ワイドFMラジオ機能を備えるBluetoothスピーカー「TAV2000」が展示されていた。インテリアに馴染むデザインで、新生活に向けてアピールしていくとのことだ。
Skullcandy
Skullcandyからは、12月22日までGREEN FUNDINGにてクラウドファンディング中のゲーミングヘッドセット「Crusher PLYR 720」の体験コーナーが用意されていた。一般販売価格は49,800円の予定で、クラウドファンディングでは数量限定の25%割引プランなどがまだ利用可能となっている
同ブランド独自技術である、重低音にあわせて振動する「クラッシャーベース」を搭載した開放型のヘッドセット。音を立体的に表現するTHX社の空間オーディオ技術や、頭の向きにあわせて音の聴こえ方を変化させるヘッドトラッキング機能も搭載。会場の体験デモでは、タブレットの動画に合わせて、クラッシャーベースの迫力や空間オーディオによる定位の正確さを味わえた。
Edifier
Edifierでは、同社が展開するさまざまな製品がズラリと並ぶ。その中でも盛り上がりを見せていたのが、11月に発売されたばかりのインナーイヤー型モデル「EvoBuds」(約9,000円)と、同軸デュアルダイナミックドライバー搭載のカナル型モデル「EvoBuds Pro」(約1.1万円)の2機種だ。
Evo Budsは13mmダイナミックドライバーを搭載。インナーイヤー型ながらアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を備え、騒音の量に応じて強さを自動調整するアダプティブ機能にも対応している。
Evo Buds Proは、10mmと6mmの2基のダイナミックドライバーを同軸配置したデュアルドライバーでさらに音質を追求。ANCも内側/外側2種類のマイクを組み合わせるハイブリッド方式となり、より強力にノイズを抑えられる。
両モデルともLDACコーデックに対応。また、AIを活用した翻訳機能を利用できることも特徴だ。



