ファーウェイ、自社開発のデュアル振動板を採用したイヤーカフ型完全ワイヤレス「HUAWEI FreeClip 2」
ファーウェイ・ジャパンは、新たに自社開発デュアル振動板を採用したイヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeClip 2」を発表。本日12月12日より、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて支援受付を開始した。12月3日にティザーを公開していた製品が、正式に発表された格好だ。
カラーバリエーションはブルー/ブラックの2色。一般販売価格は27,280円(税込)のところ、GREEN FUNDINGでは21,278円から購入可能。また同時に、「SHIBUYA TSUTAYA『GREEN FUNDINGタッチ&トライ』ブース」および「蔦屋家電+」にて展示を開始する。
HUAWEI FreeClip 2は、前モデル「HUAWEI FreeClip」の後継として、装着感と音質を強化したというイヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホン。形状記憶合金を用いた「C-bridge(C-ブリッジ)構造」を継承しつつ、外装素材はTPUに代わり液体シリコーンを採用することでさらに柔軟性を向上。軽量化も図り、着け心地を高めたとする。
音響面では、自社開発の10.8mmデュアル振動板ドライバーを新搭載。内部空間の有効利用を高め、低域と最大音量を前モデルの約2倍に強化したとする。さらに同社イヤホンとして初めてNPU(Neural Processing Unit)を内蔵した第3世代オーディオチップを採用。演算処理能力を高めて繊細な表現を狙った。
前モデルから引き続き、音漏れ抑制のための逆音波システムを採用。周囲の環境に応じて音量を自動調整する「適応音量」機能も用意し、アプリ側でオンオフを設定できる。通話機能は、デュアルマイクと骨伝導VPUマイク、マルチチャネルDNN通話ノイズリダクションを組み合わせ、NPU処理により騒音環境でも話者音声の明瞭化を図る。
本体デザインは左右対称で、装着時に左右を自動判別するスマート機能を装備。片耳使用や、落下検知のアラート機能にも対応している。
操作面では、タッチ/スワイプによる音楽再生や通話応答のほか、首を振ることで通話応答できるヘッドコントロールが可能。専用アプリ「HUAWEI Audio Connect」または「HUAWEI AI Life」から操作のカスタマイズや、EQの設定などを行える。
デザイン面では、アコースティックボール、C-bridge、耳後ろにフィットするコンフォートビーンズの3パーツ構成を踏襲。1万件以上の耳形状データに基づき微調整を行い、激しい運動時でも外れにくいフィットを目指したという。C-bridgeは前モデル比で弾性が約25%向上し、25,000回の曲げ試験をクリアしたとしている。片側質量は約5.1g、筐体体積は約11%小型化した。
連続再生時間はイヤホン単体で最長約9時間、充電ケース併用で最大約38時間。急速充電により約10分で最大約3時間の再生が可能とする。防塵防水はイヤホン本体がIP57、充電ケースがIP54。マルチポイントは最大2台に対応する。ブルーのケースはデニム調のテクスチャーを採用し、滑りにくく指紋や汚れが付きにくい仕上げとした。
Bluetoothはバージョン6.0、コーデックはAAC/SBCおよびファーウェイ独自のL2HCをサポート。イヤホン本体の質量は約5.1gとなる。



