HOME > ニュース > Beat Audio、デジタルアダプターケーブル6モデル。中心材の変更で音質強化した「Hadal MKIII」など

端子のバリエーションは3種類

Beat Audio、デジタルアダプターケーブル6モデル。中心材の変更で音質強化した「Hadal MKIII」など

公開日 2025/10/31 11:00 編集部:太田良司
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

ミックスウェーブ(株)は、同社取り扱いのBeat Audio(ビート オーディオ)ブランドより、デジタルアダプターケーブル6モデルを10月31日に発売する。

ミックスウェーブオンラインストア限定販売で、受注生産品となる。ラインナップと税込の予想実売価格は以下の通り。

・Silversonic MKVIII Digital Adapter Cable:7,800円
・Supernova MKIII Digital Adapter Cable:13,500円
・Vermilion MKIII Digital Adapter Cable:15,900円
・Signal MKIII Digital Adapter Cable:16,900円
・Emerald MKIII Digital Adapter Cable:20,800円
・Hadal MKIII Digital Adapter Cable:22,800円

6モデルとも共通で端子バリエーションは、USB Type-C to USB Type-C/USB Type-C to 3.5mm/USB Type-C to 4.4mmの3種を用意する。入力側はUSB Type-Cで、3.5mm/4.4mmは出力として設計されている。各モデルとも導体は8本構成で、全長は約12.5cm。

Silversonic MKVIII Digital Adapter Cable

Silversonic MKVIIIは、メインと周辺で異なる線材を使い分ける「Multi-Layer Collaboration」設計のエントリー系リケーブル。金属配合を再調整し中域の厚みを狙ったとしている。周辺コアの線数を倍増して低域の力感を高め、自然で温かみのあるバランスを目指したという。導体素材は銀合金導体を使用。

Supernova MKIII Digital Adapter Cable

Supernova MKIIIは、導体の組み合わせを2種から3種へ拡張した。3種類の異なる銀配合とポリマー埋め込み構造により干渉や静電気の影響を抑制し、中域の滑らかさを維持しつつ高域・低域の表現を向上したとしている。立体的で奥行きのあるサウンドステージを実現するという。導体素材は銀合金導体を使用。

Vermilion MKIII Digital Adapter Cable

Vermilion MKIIIは、2019年のVermilion MKIIからの後継で、ワイヤーを約40%増やし二重螺旋構造を採用。低域の深みや音場の拡大を図り、中高域は柔らかく明瞭な方向にチューニングしたとする。外装スリーブも改良し、柔軟性を高めた。導体素材は銅ベースの合金導体+単結晶銅リボンを使用。

Signal MKIII Digital Adapter Cable

Signal MKIIIは、同シリーズの高解像度志向を踏襲する第3世代。複雑な楽曲中の微細なディテールを捉える能力を高め、過去モデルを各面で上回るとしている。高い解像度とバランスのとれた再生をうたう。導体素材は銅導体+2種の銅・銀合金導体を使用。

Emerald MKIII Digital Adapter Cable

Emerald MKIIIは、シリーズ初の構造刷新を行ったモデル。コア設計を見直して低域の包容力と厚みを強化し、外装に銀製フラットリボンのスパイラル構造を採用。ディテール、セパレーション、音場の横幅を約30%拡大したとし、温かみと豊かさを両立するサウンドを狙った。導体素材は銀導体+その他マテリアルを含む合金導体を使用。

Hadal MKIII Digital Adapter Cable

Hadal MKIIIは、銀合金コアから純銅シャフトへと中心材を変更。低域の深みと奥行きを強化しつつ中域とのバランスを再調整し、高域寄りデバイスにも合わせやすい設計とした。中央コアが低域を支え、高域の伸びと明瞭さの両立を図るという。導体素材は純銅シャフト+銀合金導体を使用。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE