Bang & Olufsen、設立100周年を記念した特別モデル「センテニアル・コレクション」3製品を発売
Bang & Olufsen(バング アンド オルフセン、B&O)は、今年11月で同社設立100周年を迎えることを記念した特別モデル「The Centennial Collection(センテニアル・コレクション/100周年記念コレクション)」3モデルを、10月22日より一部のB&O正規店舗および公式オンラインストアにて順次発売する。ラインナップと税込価格は以下の通り。
・「Beoplay H100 Century Brown」:272,000円
・「Beosound A9 Century Blue」:686,400円
・「Beosound A5 Century Weave」:233,000円
※Beosound A5 Century Weaveのみ、公式オンラインストアでは11月4日から販売開始
それぞれ、ワイヤレスヘッドホン「Beoplay H100」、およびワイヤレススピーカー「Beosound A9 5th Gen」「Beosound A5」をベースに、同社の歴史を象徴する色彩や仕上げを施したという特別仕様モデル。創成期のラジオに採用されていたチェック状のグリルパターンや、1970年代に用いられた鮮やかな色彩、1980年代のブラッシュドアルミニウム仕上げなど、各時代ごとの特徴的な意匠を取り入れている。
また全モデルに共通して、“B&O Est. 1925” というアニバーサリーロゴを刻印。創業者Peter BangとSvend Olufsenの理念である、「何事にも挫折することなく最高の製品だけを作り出し、たゆまず新しい方法を探る意志」へのオマージュを込めたとのこと。
Beoplay H100 Century Brown
Beoplay H100は、“ブランド史上最高のヘッドホン” を謳うフラグシップBluetoothヘッドホン。ドライバーユニットには、チタニウム製の40mmエレクトロダイナミックドライバーを搭載。USB有線接続において94kHz/24bitのハイレゾサウンドをサポートしており、豊かなサウンド体験を味わえるとする。ほか、Dolby Atmos空間オーディオとヘッドトラッキングにも対応する。
センテニアル・コレクションでは、レザーヘッドバンドにセンチュリーレッド、クッションにチェスナット・ブラウン、イヤーカップ内にセンチュリーブルーを配し、鮮やかなコントラストを表現。ナチュラルシルバー調のガラスインターフェイスにアニバーサリーロゴを刻印する。また、センチュリーレッド/ブルーをアクセントに使った同色のレザーポーチが付属する。
Beosound A9 Century Blue

Beosound A9 5th Genは丸いアイコニックなシェイプに3本の脚を装備し、インテリアとのマッチングも考慮したデザイン性の高いスピーカー。計7基のドライバーを搭載し、Wi-FiやBluetooth接続での再生に対応。設置した場所に応じて自動的に音質を最適化するアクティブルーム補正機能など、同社が長年培った音質技術も込められている。
センテニアル・コレクションでは、本体を包む生地にクヴァドラ(Kvadrat)社製の特別な生地センテニアル ケイデンス(Centennial Cadence)を採用。加えて、センチュリーブルーとチェスナット・ブラウンのの大胆なチェック柄や、ブラッシュド加工を施したアルミニウム製リング/脚部も取り入れている。
Beosound A5 Century Weave

Beosound A5は、Wi-FiとBluetooth接続に対応したワイヤレススピーカー。フロントに5.25インチ(約133mm)のカスタムウーファーと3/4インチ(約19mm)のトゥイーターを1基ずつ、背面の両端に2インチ(約50mm)のフルレンジユニットを1基ずつ、計4基のドライバーを備える。
クラスDアンプを搭載し、出力はドライバーごとに70Wずつの合計280Wを実現。サイズを上回る大出力で、広い空間でも360度全方位に高音質で拡散できるという。ほか、修理や部品交換しながら長く使い続けられるよう、本体内部は分解が容易なモジュールデザインで設計されている。
センテニアル・コレクションでは、カバーにベージュとチェスナット・ブラウンのペーパーラフィアを使用。1950年代の象徴的なチェッカー柄スピーカーグリルを再解釈し、同社初期のラジオの質感を再現したという。



