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日本のユーザーの意見でブラッシュアップ

UCOTECH、“日本再上陸” 第1弾のダイナミック型イヤホン「RE3PRO」。真鍮筐体「RE1PRO」も

公開日 2025/07/30 19:34 編集部:成藤正宣
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サウンドアースは、新たに取り扱いを開始する韓国UCOTECHブランドより、イヤホン「RE3PRO」「RE1PRO」を7月31日から順次発売する。価格はいずれもオープン。市場での予想実売価格はそれぞれ以下のとおり。

・「RE3PRO」:税込22,000円前後
・「RE1PRO」:税込11,000円前後

「RE3PRO」

 

「RE1PRO」

サウンドアースが国内代理店となっての “日本再上陸” 第1弾という位置づけ。昨年から国内のオーディオイベントに参考出展していた製品の発売日が正式に決定したかたちとなる。

「RE3PRO」

RE3PROは、純アルミニウム削り出しの筐体に、10mmダイナミックドライバー1基を搭載するモデル。国内イベントに参考出展した際に集めた意見をフィードバックし、ノズルの角度や長さ、サウンドチューニング、振動板など各部を綿密に調整、完成度を高めたという。

削り出し純アルミニウム筐体に10mmダイナミックドライバーを搭載

10mmダイナミックドライバーは、軽量ながら剛性の高いカーボンナノチューブ(CNT)振動板と、強力な磁力を生むデュアルマグネット/デュアルキャビティ構造を装備。不要振動や歪みの少ない振動板を強力に駆動し、タイトでインパクトのある低音、クリアな中音、鮮明かつスムーズな高音を再生できるとする。

またドライバーキャビティ素材には高密度のSUS304ステンレスを用いることで内部の空気圧を安定させ、音色の正確さを確保したという。

あわせて筐体内には、ブランド独自のパイプダクト構造を搭載。空気の流れと定在波をコントロールすることにより、低音を引き締め、中高音を自然に拡張し、フラットバランスでありながら音楽的なシグネチャーを実現しているとのこと。

筐体は上述のとおり削り出し純アルミニウム製で、1つのブロックから5軸CNCマシニングによって精密加工している。これにより軽量かつ剛性の高い構造を作り上げ、不要共振や外部からの電磁波干渉を最小限に抑制。ドライバーのリニアな動きを保ち、歪みのない純粋なサウンドを再生できるのだという。

また筐体表面はサンドブラスト加工とアルマイト処理を施しており、質感、耐傷性、耐腐食性を向上。フェイスプレートのエッジもC面取りを行い光沢を持たせている。

純アルミニウムを精密に削り出した筐体

0.78mm 2pinコネクターによるケーブル着脱に対応。付属ケーブルは銀メッキ6N OCC導体の4芯構造で、4.4mmバランスプラグを装備する。ケーブル長は約1.2m。4.4mm - 3.5mm変換アダプターも用意される。

ほか、持ち運び用のEVAスエードポーチや、独自開発のシリコンイヤーピース3サイズ(S/M/L)を同梱。イヤーピースは従来のものよりフィット感や密閉性を改良し、スッキリとした見た目でホコリなども目立ちにくい半透明ホワイトのカラーリングを採用。耳穴の角度に追従するスイング構造を搭載する。

再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、インピーダンスは30Ω±15%、感度は105dB。

RE3PROの付属品一覧

「RE1PRO」

RE1PROは、削り出し真鍮筐体に10mmダイナミックドライバー1基を搭載するモデル。真鍮筐体は5軸CNC精密加工を行ったのち高級感のある黒色に仕上げられており、素材特有の共鳴によって音質をさらに高めているという。

削り出し真鍮筐体に10mmダイナミックドライバーを搭載

ダイナミックドライバーはCNT振動板と外磁型マグネットを備え、素早いレスポンスと力強い駆動を両立。加えて筐体には、耳内の空気圧と低音、および音色の自然さを調整するための2箇所のエアーホールや、空気の流れと定在波を制御するパイプを配置した。

筐体の内外には、空気圧や音色を調整するためのエアーホール、パイプも配置される

ケーブルはMMCXコネクターによる着脱に対応。付属ケーブルは銀メッキOCC導体の4芯構造で、プラグは3.5mmステレオミニとなる。

再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、インピーダンスは30Ω±15%、感度は110dB。

RE1PROの付属品一覧

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