ボーズ、自社インイヤー史上最高のノイキャン性能を実現した新フラグシップTWSイヤホン「QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)」
ボーズは、完全ワイヤレスイヤホン新モデル「Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)」を8月7日より発売する。価格は39,600円(税込)で、7月24日より事前予約がスタートする。
ボーズインイヤー史上最高のノイキャン性能。通話性能も大幅進化
2023年に発売された「Bose QuietComfort Ultra Earbuds」の後継となる、同社完全ワイヤレスイヤホンの最新フラグシップ機。外観はほとんど変わらないが、機能面で大きなアップグレードを果たしているという。カラーはブラック/ホワイトスモークと、限定色となるディーププラムの3色展開となる。
ボーズ製品の特長といえるノイズキャンセリング機能がアップデートされており、“ボーズインイヤー史上最高の消音性能” を実現したと説明。
加えて外音取り込みの「Awareモード」も、最新テクノロジー「ActiveSence2.0」の搭載によって進化。従来機ではAwareモード時、騒音下では外音を取り込みすぎて音楽が聴こえにくくなるケースがあったが、本機は騒音を自動で検知して音楽と外音のバランスを自動で調整してくれるという。なお、デフォルト状態だと同機能がオフになっているため、使用するためにはアプリから設定を変更する必要がある。
もうひとつの大きな進化点が通話性能で、左右のイヤホンそれぞれに4基ずつ、計8基のマイクを搭載。さらにAI音声処理技術を新たに搭載し、騒音下でも話者の声だけを抽出し、クリアな通話を実現しているという。ただし発売時点ではAI音声処理が最終段階ではなく、9月頃に予定されているアップデートによって100%の性能になるそうだ。

音響パーソナライズ機能の「CustomTuneテクノロジー」も引き続き搭載。本機を装着すると起動音が鳴り、それによってユーザーの耳を解析し、音質を自動調整するもので、音楽リスニングのみならず、先述のノイズキャンセリングの精度を上げるうえでも効果を発揮するという。
一般的に人間は小音量だと低音が聴こえにくくなるが、どんな音量でも一定の聴感をもたらす「アクティブEQ」機能の搭載によってバランスの取れた音質を提供。独自のイマーシブオーディオ(空間オーディオ)機能も引き続き搭載しており、新たに動画視聴に特化したイマーシブオーディオ「Cinemaモード」が盛り込まれた。
ほか機能面では、2台のデバイスに同時接続可能なマルチポイントやボーズサウンドバーと連携してテレビの音を聴けるSimple Sync、Google Fast Pair、aptXコーデックでの接続などに対応。IPX4の防滴性能(イヤホン本体)も備える。

連続再生時間はイヤホン単体で最大6時間、ケース充電込みで最大24時間。20分の充電で2時間の使用が可能な急速充電や、ワイヤレス充電にも対応する。質量はイヤホン本体が約7gで、ケースが約60g。パッケージには、イヤーチップ3サイズ(S/M/L)とスタビリティバンド3種が付属し、計9パターンの組み合わせからフィットするものを選択することが可能。
今回の発売にあわせ、アイナ・ジ・エンドとのコラボも決定。アイナ・ジ・エンドを起用したポスターやミュージックビデオの展開など、さまざまなキャンペーンを予定しているとのことだ。