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「tvOS 26」提供開始

Apple TV、Liquid Glassデザインで機能強化。iPhoneをマイク代わりにしてカラオケも

公開日 2025/06/10 08:17 編集部:小野佳希
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Appleは、「tvOS 26」を提供開始。新デザイン「Liquid Glass」を導入したほか、iPhoneのApple Music Sing機能との連携も強化させるなどした。

別項で紹介しているように、同社はiOS、mac OS、Watch OS、iPad OS、Vision OSなどすべてのプラットフォームのバージョンを「26」にアップデートし、共通デザイン「Liquid Glass」を導入することをWWDC25でアナウンス。開発者向けのベータ版の提供を開始しており、一般ユーザーへは今年秋ごろに提供開始予定。

Liquid Glassは、ガラスのような透明感と液体のような流動性を兼ね備えた新しいユーザーインターフェース(UI)。表示するコンテンツに応じて色が変化し、操作に反応して光が反射/屈折するような視覚効果をリアルタイムレンダリングによって描画するという。

これにより、Apple TVアプリでの操作性も向上したと同社は説明。コンテンツを視聴体験の中心に据えたまま、コントロールセンターで早送りや早戻しをしたり、スリープタイマーを開始したり、オーディオを調整したり、「ムービーナイト」のシーンを設定したりできるとしている。Apple TVアプリではLiquid Glassを取り入れた新しいポスターアートを採用し、より多くの番組や映画の表示が可能になった。

また、Apple TVのスリープを解除した時にプロフィールを自動的に表示する設定を選択できるように。それぞれにカスタマイズされたウォッチリストなどをすばやく表示できるようになった。

音楽のボーカルの音量を調整してカラオケのように歌うことができる「Apple Music Sing」機能も強化。iPhoneをApple TV用の手持ちマイクにして、ユーザーの声を増幅しながらお気に入りの曲を歌うことができる。また、各自が自分のiPhoneを使って曲をキューに追加したり、画面上の絵文字で反応するといったことも可能。

なおApple Musicでは、歌詞の翻訳および発音ガイド機能も搭載。音楽再生にあわせて歌うことが容易になる。

また、AirPlay対応のスピーカーをApple TVで常に使うスピーカーとして指定可能になるなど、そのほかにも様々なアップデートを実施。スクリーンセーバーにはインド各地で撮影された新しい空撮写真を追加したほか、特定の「街並み」、「地球」、「風景」、「水の中」の空撮を表示または非表示にするように選択してパーソナライズすることもできるようになった。

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