ディズニー、デジタルコピーなど「MovieNEX」サービスを終了。コピー取得は8月末まで
ウォルト・ディズニー・ジャパン(株)は、同社が販売するUHD-BDソフト、BDソフト、DVDソフトで展開してきた「MovieNEX」サービスを、今年9月末に終了すると発表した。終了後はデジタルコピーやダウンロードコンテンツの新規取得ができなくなる。
MovieNEXサービスとは、BDやDVDなどの本編のほかに、スマホやタブレットで本編視聴ができるデジタルコピーや、ダウンロードコンテンツなどを提供するサービス。日本では2013年に開始した。同社では今回のサービス終了について「突然のお知らせとなりましたことを、運営チーム一同、深くお詫び申し上げます」と述べている。

提供終了するのは、これらのMovieNEXサービス(デジタルコピー/ダウンロードコンテンツ)のほか、MovieNEX CLUBサイト内 マイページ、MovieNEX CLUB アプリも対象となる。
サービス終了までの流れは、まず8月31日に、デジタルコピー(本編)の新規本編取得と、Magicコード新規登録が終了する。その後、9月30日にMovieNEXサービス、マイページ、アプリがサービス終了する。
デジタルコピーについては、すでにMagicコードを持っている方も、9月1日以降はデジタルコピーの新規取得ができなくなる。デジタルコピーが欲しい方は、8月31日までにMovieNEX CLUBのサイトでMagicコードを登録後、プラットフォームで取得する必要がある。なお、現在新規取得が可能なプラットフォームはMIRAIL(ミレール)のみ。
すでに取得しているデジタルコピーは、利用しているプラットフォームで引き続き視聴が行える。ただし、すでに終了しているGoogle Playで取得したデジタルコピーは、視聴方法が異なる。くわしくはディズニーの公式サイトを参照されたい。
ダウンロード・コンテンツについては、Magicコード未登録の場合、8月31日までに該当のMagicコードを登録すれば、9月30日までダウンロード(再ダウンロード含む)が可能だ。
今回のサービス終了に伴い、たとえば最近発売されたばかりの「ウィッシュ MovieNEX」では、本来2026年4月23日までデジタルコピーが取得できたはずが、2025年8月31日に取得期限が短縮される。
ほかにも「マーベルズ」や「ホーンテッドマンション」「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」「マイ・エレメント」「リトル・マーメイド」など多くの人気作について、本来のデジタルコピー取得期限が短縮されることになる。
なお、MovieNEX CLUBのサイト自体がなくなるわけではなく、2025年10月以降にリニューアルを予定しているという。



