AZLA、TANGZUとコラボしたハイブリッドイヤホン「NOIR BLANC」。ナチュラルな楽器音を再現

アユートは、同社取り扱いブランドAZLA（アズラ）から、中国オーディオブランドTANGZU（タンズ）とコラボレーションしたハイブリッド型イヤホン「NOIR BLANC（ノワール・ブラン）」を、5月3日（土）に発売する。価格は33,000円（税込）。

AZLAとTANGZU、両ブランドのサウンドエンジニアが約1年かけて共同開発したというインイヤーモニター（IEM）タイプの限定生産イヤホン。AZLAが追求する “空間表現” と、TANGZUの優れたサウンド表現力をかけ合わせ、ナチュラルな楽器音の再現に力を注いだとしている。

ドライバーユニットは、繊細なサウンドを表現するBAドライバー 3基と、10mmダイナミック型ドライバー 1基の計4基を搭載するハイブリッド構成。ダイナミックドライバーには、軽量かつ高剛性のカーボン複合振動板、音の歪みを低減すると同時に立体感を強めるデュアルキャビティ構造を搭載。さらに強力なN52ネオジウム磁石も使用することで、高感度と大出力を実現した。

ノズルには、高域を滑らかで自然に整える「フィボナッチフィルター」を装着。その上で、左右それぞれのユニットを最先端の設備で測定／調整することで、優れた位相特性と定位感を兼ね備えたという。

ハウジング素材には、不要な共振を抑制するアルミニウムを採用。“調和” を象徴したデザインのフェイスプレートと、オールブラックのカラーリングを施すことで、シックな印象に仕上げたとしている。

0.78mm 2pinコネクターによるケーブル着脱に対応。2種類のケーブルが付属しており、プラグ部分を着脱交換できる「3in1マルチプラグ」仕様のものと、AZLA独自のweavingシールド技術により信号干渉を防いだインラインリモコンマイク仕様が用意される。どちらも導体には銀メッキOFCを採用、長さは約1.2m。

さらに、DAC内蔵のUSB Type-C to 3.5mmアダプターも付属。ケーブルと同様に銀メッキOFC導体やweavingシールド技術を採用しており、PCM 384kHz/32bitまでの再生やインラインマイクからの音声入力に対応する。

イヤーピースは、低刺激の医療用シリコンを採用したAZLA「SednaEarfit SE1500」6サイズ（SS／S／MS／M／ML／L）と、体温で柔らかく変形する熱可塑性エラストマー製の「SednaEarfit XELASTIC Super Clear」が3サイズ（S／M／L）同梱。ほか、ハウジング保護ポーチ、ロゴ入りキャリングポーチなどが付属する。

再生周波数帯域は10Hz - 20kHz、インピーダンスは11Ω、感度は108dB SPL/mW（＠1kHz）。