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「ACCENTUM Wireless」の上位モデル

ゼンハイザー、機能性/操作性に力を入れたミドルクラスANCヘッドホン「ACCENTUM Plus Wireless」

公開日 2024/01/16 00:00 編集部:成藤 正宣
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Sonova Consumer Hearing Japanは、ゼンハイザーブランドよりノイズキャンセリング搭載Bluetoothヘッドホン「ACCENTUM Plus Wireless(アクセンタム プラス ワイヤレス)」を2024年春頃より順次発売する。価格はオープンだが、市場では税込38,390円前後での実売が予想される。カラーバリエーションはブラック/ホワイトの2色。

「ACCENTUM Plus Wireless」(ブラック/ホワイト)

2023年に発売した「ACCENTUM Wireless」の上位モデル。独自開発のダイナミック型ドライバーユニットである37mmトランスデューサーによる音質はそのままに、アクティブノイズキャンセリング(ANC)の性能向上や、aptX Adaptiveコーデックのサポート、タッチ操作への対応など、機能面をより充実させたモデルとなる。

「ACCENTUM Wireless」の上位モデルとして、ANCの性能向上やタッチ操作対応などの機能性を強化

ANCにおいては、Bluetoothヘッドホン最上位モデル「MOMENTUM 4 Wireless」と同等のANC用チップを搭載。フィードフォワード/フィードバック2種類を組み合わせつつ、さらに周囲の騒音の程度に応じてノイズ低減効果を自動調節する「ハイブリッドアダプティブノイズキャンセリング」に対応した。

マイク数も増やしており、ACCENTUM WirelessではANC用3基/通話用1基/ANC・通話兼用1基の計5基を搭載していたところ、本モデルではANC用4基/通話用2基の計6基を搭載する。なお、通話用マイクは右側に集中して配置しているとのこと。外音取り込みや、風切り音低減機能も搭載している。

上位モデルと同等の「ハイブリッドアダプティブノイズキャンセリング」に対応し、搭載マイク数も増加

Bluetoothバージョン5.2に準拠し、コーデックは48kHz/24bit相当の伝送が可能なaptX Adaptiveに新対応。ほか、aptX/AAC/SBCコーデックや、2台の機器と同時ペアリングしスムーズに切り替えられるマルチポイントをサポートする。

音楽再生や通話などのコントロールについてはタッチパッド式を採用。音楽再生/停止、音量の増減、曲のスキップや通話応答などを、タップやスワイプなどの動作で直感的に行える。また、ヘッドホンを頭から外すと自動的に音楽を一時停止するスマートポーズにも対応した。

連続再生時間は、ACCENTUM Wirelessと同様にANCオンの状態で最長約50時間。急速充電により10分間の充電で約5時間の再生が可能だとする。また、付属ケーブルを接続することで有線ヘッドホンとしても使用できる。

有線接続用ケーブルのほか、キャリングケースも付属する

スマートフォンアプリ「Smart Control」にも引き続き対応。イコライザーによる音質カスタマイズや、位置情報に応じて自動的にイコライザー設定を切り替える「Sound Zones」、ファームウェアアップデートなどが行える。加えて、ガイダンスに従うだけで自分の聴覚特性に合わせた音質に調整できる「Sound Personalization」も利用可能となった。

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