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専用ケースやケーブルも

LUXURY&PRECISION、独自DACチップを搭載したポータブルUSB-DAC「W4」「W4EX」

公開日 2023/05/10 11:00 編集部 : 伴 修二郎
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サイラスは、LUXURY&PRECISION(楽彼)のポータブルUSB-DAC「W4」「W4EX」を5月24日(水)より発売する。価格(税込)はオープンだが、W4が74,800円前後、W4EXが48,000円前後での実売が予想される。

「W4」

「W4EX」

W4は、LUXURY&PRECISIONが展開する「Wシリーズ」の新たなフラグシップモデル。独自開発のフラグシップDACチップ「LP5108」を搭載し、同ブランドが培ってきたDAP開発技術やチューニング経験を活かして開発された。

独自開発のフラグシップDACチップ「LP5108」を搭載

LP5108の搭載により、従来モデルと比較してより低い歪み率と広いダイナミックレンジ、高出力を実現。消費電力は前モデル「W2」から約50%削減する。入力端子はUSB-C、出力端子は3.5mmと4.4mmバランスを備える。

消費電力は前モデル「W2」から約50%減少

オリジナルチップの搭載およびソフトウェアとハードウェアの両立によって進化した新チューニング技術「楽彼チューニング第二世代」を採用。広がりのある音で特にボーカルが際立つ楽曲に最適な「TUNE:01」、主に交響曲など複雑な曲目に最適な精巧なサウンドを実現する「TUNE:02」の2種のモードを備える。

アンバランス/バランス時それぞれのS/Nは131dB/134dB、ダイナミックレンジは131dB/134dB、THD+Nは0.0003%@32Ω/0.00013%@33Ω。定格出力は110mW@32Ω/420mW@32Ω。

W4EXは、W2シリーズの後継機に位置付けられるモデル。こちらは独自開発のDACチップ「LP5108-EX」を搭載。音質面ではW2シリーズのサウンド系譜を踏襲し、W4と同様に「楽彼チューニング第二世代」を採用する。

W2シリーズのサウンド系譜を踏襲

アンバランス/バランス時それぞれのS/Nは129dB/132dB、ダイナミックレンジは129dB/132dB、THD+Nは0.00035%@32Ω/0.00018%@32Ω。定格出力は110mW@32Ω/220mW@32Ω。

本体カラーはW4がファントムグレー、W4EXがプロシアンブルーを採用する。そのほかに共通仕様として、0.91インチの単色OLEDディスプレイを装備、ノブ式電子ボリュームによって各種操作が行える。

ノブ式電子ボリュームによって各種操作が行える

最大PCM 384kHz/32bit、DSD 256のフォーマットをサポート。高性能FPGAによりEQ処理を行う。外形寸法/質量は、63W×24H×12.5Dmm/24g。USBケーブル2種(C to C/C to Lightning)とUSBアダプターを同梱する。

併せて、Wシリーズとデジタル接続が可能な専用ケーブル「WP2」およびW4シリーズ専用のレザーケース「W4 Leather case」(1色)を直販サイト「CYRAS DIRECT」限定で販売する。価格(税込)はWP2が26,400円、W4 Leather caseが5,500円。

「WP2」

「W4 Leather case」

WP2は、U58(銀箔巻き高純度銅)とU75(金箔巻き高純度銅)の黄金比ハイブリッド構成を採用した専用ケーブル。プラグがLightning to USB Type C および USB Type C to USB Type Cの2種をラインナップする。

内部回路を最適化したことで35%以上の効率向上を実現。低誘電率被膜により外部電波の干渉を抑制するという。本体にはグレード5のチタン製筐体を採用している。

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