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PSYCHO-PASSコラボの録り下ろしボイスガイダンスも

AVIOT、フラグシップ完全ワイヤレス「TE-Z1PNK」。ピエール中野監修/同軸ドライバー搭載

2022/12/01 編集部:小野佳希
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プレシードジャパンは、自社オーディオブランドAVIOTより、ダイナミック型と平面磁気駆動型ドライバーを組み合わせた新開発「コアキシャル2wayドライバー」を搭載するなどしたフラグシップ完全ワイヤレスイヤホン「TE-Z1PNK」を発表。12月16日より予約受付を開始し、12月23日に発売する。価格は39,600円(税込)。

TE-Z1PNK

「凛として時雨」のドラムス、ピエール中野氏が監修を担当。製品のベースとなる構想段階から参画し、完全ワイヤレスイヤホンの最高峰を目指したという。なお、ピエール中野氏が関わった“PNK”型番モデルだけでなく、それ以外のモデルも含めた同社完全ワイヤレスイヤホン全機種におけるフラグシップモデルとなる。

ピエール中野が音質だけでなくノイズキャンセリング性能も監修

前述の「コアキシャル2wayドライバー」のほか、カスタムIEM(イン・イヤー・モニター)にも多用される「積層造形技術」なども採用。ハイレゾ相当のデータ量をワイヤレス伝送できるBluetoothコーデックのLDACにも対応するほか、ハイブリッドアクティブノイズキャンセリングも、PNKシリーズとして初搭載した。

また、ボイスガイダンスは、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」とコラボレーション。常守朱(CV.花澤香菜)ボイス、ドミネーター(CV.日烽フり子)ボイス、狡噛慎也(CV.関智一)ボイスを本モデルのために新規録り下ろしており、アプリで切り替えができる。

積層造形技術は、イヤホン本体下部のシェルを造形するために採用。義肢のような精密で複雑な形状を要求される製品にも採用される同技術を用いることで、ハウジングの内部音響特性を最適化するとともに、最適なフィッティングを実現したという。

また、一般的な完全ワイヤレスイヤホンでは樹脂素材が使われることの多いノズル部分に、カスタムIEMでも使用される金属製のノズルを採用。高硬度・高比重・高精度な音道造形により、重心バランスの最適化と不要共振の低減を実現したとしている。

スムースで低歪な特性の実現を目指し、ヘッドホン「WA-Z1PNK」で採用した平面磁気駆動形の超薄型ドライバー技術を用い、本モデル専用設計のドライバーを新開発。トゥイーターとなる平面磁気駆動型ドライバーに加え、ウーファーとしてダイナミック型ドライバーを同軸上に配置する「コアキシャル2wayドライバー」構成を採用した。超薄型ドライバーの利点を生かして振動面の差を2mmで配置、ドライバー間の位相差を極限まで低減したという。

そして、計4基のマイクを使用したハイブリッドアクティブノイズキャンセリングの採用と、物理的に環境音をシャットアウトするパッシブノイズアイソレーションの組み合わせによって、広帯域にわたりノイズを低減できるよう配慮。

さらに、ノイキャン機能においてもピエール中野氏が協力。音への影響を最小限に抑えるノイズキャンセリングのアルゴリズムを新開発したという。「音質優先モード」と「ノイズ抑制優先モード」を、スマートフォンアプリ「AVIOT SOUND ME」で切り替えることができる。

Bluetoothのバージョンは5.2で、コーデックはSBC、AAC、LDACに対応。マルチポイントやマルチペアリングにも対応している。

バッテリー性能は、イヤホン単体で最大約7時間の連続再生が可能。付属の充電ケースと併用することで約18時間使用できる。また、約10分の充電で最大60分再生可能な急速充電機能も備えている。

IPX4相当の防水性能も装備。イヤーピースはシリコンイヤーピース(SS/S/M/L各サイズ1ペア)とウレタンイヤーピース(S/M各サイズ1ペア)の2種類が付属する。そのほか付属品としてセミハードケースやカラビナ、USB TypeCケーブルなども同梱する。

付属品の一覧

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