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ドライバーの音響特性を徹底的に追求

final、同社初のハイブリッドANC搭載ワイヤレスヘッドホン「UX3000」

公開日 2022/10/18 18:00 編集部:松永達矢
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finalは、同社初のハイブリッドアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載したワイヤレスヘッドホン「UX3000」を11月9日(水)に発売。本日10月18日より同社ECサイト「final公式ストア」および直営店「final STORE」にて予約を開始する。価格は15,800円(税込)。

「UX3000」

UX3000は、agブランドから発売されているノイズキャンセリング機能搭載ワイヤレスヘッドホン「WHP01K」の海外別注アイテムとして、finalのエンジニアによりサウンドを一新させたと謳う特別仕様モデル。本機は9月に開催された「秋のヘッドフォン祭2022」の同社ブースにて参考出展されており、この度正式発表となった。

ドライバーの音響特性を徹底的に追求し、Bluetoothに起因する高音域の気になる部分のみ僅かにイコライザーで補正するという独自の方法を採用することで、「マニアの方にも十分に満足していただける音質とノイズキャンセリングの両立を実現した」とアピールしている。

ノイズキャンセリング機能は、音楽鑑賞時以外の単体使用も可能な独立設計仕様となっており、ノイズキャンセリングのみをONにして防音性能の高いイヤーマフのようにも活用できる。マイク機能と併用することで通話やWEB会議でも外音をシャットアウトしながら相手の声をクリアに聞き取ることも可能だ。

マルチフィットハウジング機構で快適な装着感を実現

従来の製品ではノイズキャンセリング機能のON/OFFによる音質の変化が生じていたが、本モデルでは再生音になるべく差が出ないような音質調整を施したとのこと。ノイズキャンセリング機能は付属の有線ケーブルを用いた接続時にも使用可能となっている。

ヘッドホン本体はマルチフィットハウジング機構で快適な装着感を実現。表面仕上げは軽量の樹脂筐体でありながら、高級カメラの軍艦部を思わせる光沢感のあるシボ塗装が施され、使用時に皮脂や指紋がつきにくい設計を採用する。

シボ塗装は多くの場合、金属表面に焼き付けて施されるとのことだが、樹脂表面にも施せる特殊加工を開発し実現させたという。

筐体表面にはシボ加工が施される

本体バッテリー容量は700mAhとなっており、ANCオフ時の最大再生時間は35時間、ANC起動時には25時間の連続再生が可能。同時に複数の機器との同時接続が可能なマルチポイント接続に対応する。

Bluetoothのバージョンは5.0に準拠し、コーデックは低遅延で高音質のaptX LLに加えて、apt X/SBC/AACに対応。プロファイルはA2DP/AVRCP/HSP/HFPをサポートする。

再生周波数帯域は20Hz – 20KHz、付属品として専用ポーチ、USB Type-C充電ケーブル、3.5mm有線接続ケーブルを同梱する。

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