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最大2Vrmsの出力レベルを実現

水月雨、USB-DAC「暁-DAWN」の3.5mmステレオ出力端子モデルが9/2発売

公開日 2022/08/31 16:15 編集部:伴 修二郎
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合同会社地球世界は、水月雨(MOONDROP)のUSB-DAC「暁-DAWN(USB Type C to 3.5mm)」を9月2日より発売する。価格はオープンだが、税込11,700円前後での実売が予想される。

「暁-DAWN(USB Type C to 3.5mm)」

「暁-DAWN」は、Cirrus LogicのDACチップ「CS43131」を2基搭載し、最大でPCM768kHz/32bitおよびDSD256に対応するUSB-DAC。8月5日に発売した4.4mmバランス出力端子モデルに続いて、この度3.5mmステレオ出力端子モデルの発売が決定。最大2Vrmsの出力レベルを実現し、あらゆるイヤホンを問題なく駆動させるとしている。

Cirrus LogicのDACチップ「CS43131」をデュアル搭載

基本仕様は4.4mm端子モデルと同様で、デュアル独立水晶発振器および超低信号ジッターを採用。USB Type-A to Type-C変換アダプタも同梱し、Android端末やPCでの接続にも対応するが、USB Type-C to Lightning変換アダプターは別売予定とのこと。なお、PC(Windows)にてDSDをデコードするためには、専用ドライバのインストールが必須となる。

高性能フルバランス回路と高度なハードウェア構成により、最大127dBのダイナミックレンジを実現。感度の高いイヤホンでもバックグラウンドノイズが聞こえにくく、加えて0.0002%以下の低歪みに最大114dBの高いSINADも実現。複雑なオーディオ信号も簡単に“制御”し、音色のディテールを復元させるという。

ケーブルも4.4mm端子モデルと同様に、カスタムメイドの高純度銅銀メッキを用いた「並列配置デジタル信号伝送ケーブル」を採用。本体は航空機・宇宙船用のアルミ合金をCNC精密機械によって加工して耐久性に優れるほか、外部からの電磁波干渉も防止する。外観はホワイトマット仕上げを施したことで、きめ細かい表面の質感となっている。

Android対応の専用アプリ「MOONDROP LINK」と連携して、スマートフォンからゲインやフィルタ回路の設定も可能。周波数応答範囲は5Hz - 87kHz(-3d)、出力レベルは2Vrms(High)/1Vrms(Low)、本体質量は11.5g。

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