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「Radius 48」「Starlight 48」も

Wireworld、48Gbps伝送対応HDMIケーブル。独自の構造/絶縁体採用「Sphere 48」など3種

公開日 2022/08/04 20:28 編集部:小野佳希
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ナスペックは、同社が取り扱うWireworldブランドより、48Gbps 8K/10K対応のHDMIケーブル新モデル3種を発売した。メタルケーブル「Sphere 48」「Radius 48」と光ファイバーケーブル「Starlight 48 Fiber Optic」をラインナップしている。

■Sphere 48
0.6m 13,640円(税込)
1.0m 15,400円(税込)
2.0m 19,800円(税込)
3.0m 24,200円(税込)

Sphere 48

■Radius 48
0.6m 7,920円(税込)
1.0m 8,800円(税込)
2.0m 11,000円(税込)
3.0m 13,200円(税込)

Radius 48

■Starlight 48 Fiber Optic
5.0m 63,250円(税込)
10.0m 71,500円(税込)
15.0m 79,750円(税込)
20.0m 88,000円(税込)
30.0m 104,500円(税込)

Starlight 48 Fiber Optic

「Sphere 48」は、独自のUni-Path構造と超静音を実現するというComosilex 3を絶縁材に採用したモデル。前述のとおり48Gbps伝送に対応し、8K解像度、ダイナミックHDR、HDCP2.3、拡張オーディオリターンチャンネルなど、すべてのHDMI2.1機能をサポートしている。

絶縁体に使用しているComosilexは、前世代まで素材がテフロンを含んだ独自の低ロス絶縁複合素材だったところから、テフロンより静かでポリエチレンやポリプロピレンなどの低損失断熱材よりもアドバンテージが高いという独自の複合絶縁素材を新たに開発。これにより摩擦電気ノイズを最小化し、空間表現、鮮やかさ、ダイナミック・コントラストなどが、大きく改善したとアピールしている。

ケーブル構造は、干渉を受けないように3層のシールドを装備。高い柔軟性を持たせて設置のしやすさと耐久性に配慮している。また、壁内設置に適した、UL-CL2/FT4規格に対応している。

「Radius 48」もComposilex 3絶縁体を使用。これにより、明瞭さと滑らかさが向上しているという。

本製品も8K/10K、ダイナミックHDR、HDCP2.3、eARCを含むすべてのHDMI2.1機能をサポート。Uni-Path構造ではないものの、高精度の3重シールド設計を採用したと説明している。

「Starlight 48 Fiber Optic」は、ホームシアター設備などで求められる長尺でも48Gbps伝送に対応させるべく、光ファイバーを使用したモデル。レーザーモジュールは、大手サプライヤーであるアメリカのII-VI社製のものを採用。ドライバーチップセットには、ドイツのSilicon-Line社製のマイクロチップを採用しており、これらにより、USBなどの外部電源を必要とせず、8K/48Gbpsの安定した長距離伝送を実現したとしている。

UHS8Kの認定を受けており、最新のHDMI2.1機能をサポート。HDR10+、HDCP2.3、イーサネット、eARC、ディープカラーなどを含む機能にも対応している。

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