HOME > ニュース > Wireworld、8K/48Gbps対応のメタルHDMIケーブル「Silver Sphere」/光HDMIケーブル「Stellar」

ハイグレードなメタルケーブルと高信頼/高耐久の光ケーブル

Wireworld、8K/48Gbps対応のメタルHDMIケーブル「Silver Sphere」/光HDMIケーブル「Stellar」

公開日 2021/02/04 17:13 編集部:成藤 正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ナスペックは、同社取り扱いブランドWireworld(ワイヤーワールド)から、8K/48Gbpsの安定伝送を実現したメタルHDMIケーブル「Silver Sphere」、および光ファイバーHDMIケーブル「Stellar」を2月10日より発売する。長さのラインナップと価格は以下の通り(いずれも税抜)。

Silver Sphere
・3.0m(SSP/3.0m):75,000円
・2.0m(SSP/2.0m):60,000円
・1.0m(SSP/1.0m):45,000円
・0.6m(SSP/0.6m):42,000円

「Silver Sphere」

Stellar
・20.0m(STH/20.0m):100,000円
・15.0m(STH/15.0m):90,000円
・10.0m(STH/10.0m):80,000円
・5.0m(STH/5.0m):70,000円

「Stellar」

どちらのモデルも、すべてのケーブル長において8K/48Gbpsの安定伝送を実現、HDCP2.3/eARCや、HDR10+/Dynamic HDR、DSC(Display Stream Compression)などにも対応するHDMIケーブル。Silver Sphereはハイクオリティな信号伝送を望むAVファン向け、Stellarは長尺かつ高信頼性/高耐久性にも配慮したモデルとして開発されている。

Silver Sphereは、OFC線に原子レベルで銀を圧着(クラッド処理)した「Silver-Clad OFC」導体を採用。一般的な銀メッキの約3倍の量の銀を贅沢に使用し、OFCの伝導性を著しく向上させたとする。

加えて、製造過程で金属の構造を制御する「グレイン・オプティマイズド処理」によりケーブルと導体の方向性を一致させ、より忠実性を高めているという。

また、HDMIケーブル専用に開発した新構造「Uni-Path Design」を採用。ケーブルの捻じれに起因するマイナス要素を解決する独自技術「DNA Helix Design」をHDMIケーブル用に最適化したもので、外来ノイズや信号損失を低減し、デジタル映像/音声情報を余すことなく伝送する。

HDMIケーブル用に開発した「Uni-Path Design」により、ノイズや信号損失を低減

絶縁体には、独自に開発した複合素材「Composilex 3」を採用。摩擦電気ノイズを最小限に抑え、空間表現/鮮やかさ/ダイナミック・コントラストなどを大きく改善した。

コネクターには、24Kゴールドメッキを施した「HD-Grip」プラグを採用。小さな突起状のタブを設けることで接続がより確実かつタイトになり、伝導性の向上、振動の抑制といった効果を生んでいる。シェルにも、制振性とシールド効果に優れた切削アルミニウムを採用する。

接続性を高めるHD-Gripプラグや頑強な切削アルミニウムシェルを採用

Stellarは、OM3規格の光ファイバーケーブル、II-VI製レーザーデバイス、Silicon-Line製マイクロチップといった業界最高水準の信頼性あるパーツを厳選して採用。ラインナップ中最も長い20mモデルに至るまで、外部電源不要で安定した8K/48Gbps伝送が行えるとする。

ケーブル内部には2重シールドとケブラー繊維束による補強を施し耐久性を向上。外皮には難燃性PVCを採用し、住宅および商業施設向け規格のUL-CMP/FT6(ブレナム空間)に準拠する高い難燃性を備える。

その他、ケーブル外径は約5mmと細めに仕上げ、亜鉛ダイキャスト製のシェルも幅18mm、厚さ9mmと小ぶりに設計。屋内配線もしやすい快適な取り回しを実現したとしている。

小ぶりなシェルやケーブル外径により取り回しも高める

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク