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16.5mmドライバーで重低音追求

“耳にかけるスピーカー”をイメージしたオープンイヤー完全ワイヤレス「Oladanceウェアラブルステレオ」

2022/06/13 編集部:平山洸太
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DANCING TECHNOLOGYは、オープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン「Oladanceウェアラブルステレオ」のクラウドファンディングをMakuakeにて実施している。出資価格は15,480円(税込)からで、8月末の配送を予定する。なお、一般販売予定価格は20,980円(税込)。

「Oladanceウェアラブルステレオ」(ブルー)

「テクノロジーを通じてイヤホン従来の問題(装着時の不快感など)を解消し、より高音質で快適な音楽体験の提供」することを目指して2019年に設立したブランドの第1号製品。2021年末に米国でクラウドファンディングが行われ、3,632名/約5,000万円の支援を獲得した製品が日本でも展開される格好だ。プロジェクトは目標の達成にかかわらず購入が成立するAll in型だが、記事執筆時点ですでに約1,590万円と、目標金額の50万円を大幅にオーバーしている。



本製品は、耳に差し込まないオープンイヤー型形状を採用することで、長時間の快適な使い心地を追求したモデル。音の出口が耳穴全体をカバーする特殊設計と、音波を打ち消す実用新案技術により音漏れを抑えている。具体的には70dB以下の再生音量であれば、50cmくらいの距離では周囲に気づかれないという。

内部の構造イメージ

搭載ドライバーは16.5mmのダイナミック型で、実用新案取得のバーチャル低音再生技術とダイナミックエコライザー技術を搭載。通常よりも大きいドライバーと独自技術を組み合わせて、深く響く重低音と優しく包み込む中高音による迫力のサウンドを目指した。Bluetoothのバージョンは5.2で、対応コーデックはSBC。

本体カラーは4色で、Interstellar Blue(ブルー)、Space Silver(シルバー)、Martian Orange(オレンジ)、Cloud White(ホワイト)をラインナップする。イヤホン本体はIPX4の防水機能を搭載。肌に触れる部分にはシリコン樹脂を使用するほか、スピーカー部分とバッテリー部分の重さを分散してバランスを取ることで、「着けていることも忘れるような装着感」を図っている。

4色をラインナップ

通話時に話者の声量を聞きとりやすいレベルへ引き上げる、独自の環境ノイズキャンセリング(ENC)アルゴリズムを搭載。内蔵の小型マイクが周囲の音をピックアップすることで関係のない雑音を低減するという。また専用アプリも用意され、アプリから各種設定、タッチ機能の割当、独自開発のダイナミックイコライザーによる音質調整などに対応する。

連続再生時間はイヤホン単体で最大16時間。付属の充電ケースにはバッテリーを搭載しておらず、USB Type-C端子から2時間でフル充電が行える。なお別売でバッテリー搭載の充電ケースも用意されており、こちらを併用した場合は最大94.4時間の再生に対応する。付属ケースの外形寸法は130×48×26.5mmで、質量は60g。またイヤホン単体の質量は片側あたり12.7gとなる。

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