HOME > ニュース > スタジオイクイプメント、米Monolithの106mm平面ドライバー搭載ヘッドホン「M1570」

独自チューニングモデルも受注販売

スタジオイクイプメント、米Monolithの106mm平面ドライバー搭載ヘッドホン「M1570」

公開日 2022/06/03 00:00 編集部:松永達矢
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)スタジオイクイプメントは、米ヘッドホンブランドMonolith(モノリス)より、106mm径の平面駆動型ドライバーを搭載する開放型オーバーイヤーヘッドホン「M1570」を6月10日(金)に発売する。価格は121,000円(税込)で、フジヤエービック/音響ハウスECサイト「La Casa Acustica」/Rock-oN/宮地楽器にて取り扱いを予定する。

「M1570」

今年4月に開催された「春のヘッドフォン祭 2022 mini」の同社ブースにて参考出展されたモデルで、このたび国内発売日、および価格が正式に決定したかたちだ。

新開発の106mm平面駆動型ドライバーを搭載し、加えてデュアル・リニア・シンメトリー・マグネット・アレイという磁気構造を採用。高音域の伸びやかさとタイトでクリーンな低音域を両立し、低歪みで正確な音を実現したとする。

ハウジングは開放型で、各イヤーカップには平面型ドライバーまで空気を通すよう設計されたグリルを装着。これにより、ヌケがよく広々とした音場を再現し、演奏の中心にいるかのような感覚が味わえるとしている。

イヤーカップにはグリルを装着。搭載される平面ドライバーに空気を通すよう設計されている

イヤーパッドは容易に着脱ができる構造を採用し、メモリーフォーム・ラムスキンとメモリーフォーム・ベロアという2種類のイヤーパッドがそれぞれ1組ずつ付属。いずれも耳をしっかりと覆うことができる深さのあるデザインで、パッド入りヘッドバンドと組み合わせ、長時間のリスニングにおいても快適な装着感を提供するとしている。

またケーブル着脱にも対応し、コネクター形状は4pin Mini XLRを採用。付属ケーブルは長さ1.8mで、6.3mm標準プラグを搭載する。

最大入力は5W、最大出力は>130dB。再生周波数帯域は5Hz - 50kHz、全高調波歪は<0.1% @100dB、インピーダンスは60Ω、感度は96dB(mW)。最適な電力要件は200mW(-4W)とのこと。質量は670g。保証期間は1年間となる。

なお、フジヤエービック/La Casa Acusticaでは、スタジオイクイプメント独自のチューニングモデル「M1570Tuned」の受注販売も予定。参考出展時にアナウンスされていたもので、価格/発売日は通常モデルと共通となる。

「M1570Tuned」については、通常モデルをベースに400時間のエージングを行い、仕上がりを確認した後、さらに同社独自のチューニングを実施。通常モデルの音の良さを残しつつ、より伸びのいいすっきりとしたサウンドを目指しているとのこと。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック