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筐体からドライバー、プラグまで全てが新設計

DITA、新フラグシップイヤホン「Perpetua」。フジヤエービックなどで6/10先行発売

公開日 2022/05/27 12:00 編集部:杉山康介
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finalは、同社が取り扱うDITAの新フラグシップイヤホン「Perpetua(パーペチュア)」を、6月10日よりフジヤエービック/DITA公式WEBショップ「DITA公式ストア」/直営店「final STORE」にて先行発売する。それにあたり、本日5月27日より同店舗にて先行予約受付を開始。価格はオープンだが、税込428,000円での実売が想定される。

Perpetua

Perpetuaは、DITA創業から10年間のテクノロジーの集大成として開発されたという、筐体からドライバー、内部配線、ケーブル、プラグまで全てが新設計のフラグシップモデル。4月の「春のヘッドホン祭2022 mini」でお披露目された製品の正式な発売情報が明らかになったかたちだ。

筐体には、これまでの同社フラグシップでも使われてきたチタンを採用する。軽量ながら高剛性で不要な共振を防ぐことができる、イヤホン筐体として理想的な金属だが、その硬さから加工難度は高く、有機的な丸みを帯びた形状に切削するには時間とノウハウが必要だという。

ロゴ部には高級時計にも使われるサファイアガラスを採用。こちらも曲面に仕上げることで、筐体と一体のデザインになっているとする。

ドライバーは12mmダイナミック型「PPT-D(Perpetua-Driver)」を新開発して搭載する。振動板の面積はこれまでの10mmドライバーから65%増加、また振動板には優れた強度特性を持つという帝人(株)の特殊樹脂「TEONEX」を用いたことで、極めて精度の高いドライバーになっており、重厚感とスケール感のあるサウンドを実現したという。内部配線にはAUDIO NOTEの4N純銀線を採用する。

新開発の12mmダイナミック型ドライバー「PPT-D(Perpetua-Driver)」を搭載する

ケーブルには、新開発の「コイルオーバーケーブル」を付属。高純度無酸素銅を導体として、芯線に6mmのピッチで線材を巻き付ける特殊なコイル構造のケーブルで、本機のオープンなサウンドステージを実現するために設計されたとのこと。プラグも同社の2.5mm/3.5mm/4.4mmを交換できる「Awesome Plug」を進化させ、接合部がさらにタフになったという「Awesome Plug2」を新搭載する。

「Awesome Plug」も接合部がタフに進化

再生周波数帯域は20Hz - 20kHzで、感度は108dB、インピーダンスは20Ω。製品には高い質感と優れた使い心地を持つというイタリアンレザーのケースと、蓋が自然とゆっくり閉まるよう設計されたキャニスターケースが付属。その他パッケージから付属品まで、世界観を深く感じることができる製品に仕上がっているとのこと。

パッケージから付属品まで、世界観を深く感じることができるという

冒頭の通り、フジヤエービック/「DITA公式ストア」/「final STORE」では本日5月27日より先行予約受付を開始し、6月10日より先行発売。全国の販売店では6月17日より予約受付、6月24日より販売を開始する予定となっている。

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