HOME > ニュース > ピエール中野、本気の“有線ピヤホン”を作る。税込3.3万円の最上位モデル、クラウドファンディング開始

リターンの実施は8月下旬から

ピエール中野、本気の“有線ピヤホン”を作る。税込3.3万円の最上位モデル、クラウドファンディング開始

2022/04/25 編集部:松永達矢
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
Hi-Unitは、ロックバンド「凛として時雨(りんとしてしぐれ)」のドラマー、ピエール中野氏が監修する“有線ピヤホン”のリケーブル対応ハイエンドモデル「Hi-Unit-001pnk」(有線ピヤホン3)の開発を発表。クラウドファンディングサイト「うぶごえ」にて、4月28日(水)18時よりクラウドファンディングを開始する。

リケーブル対応ハイエンド“有線ピヤホン”を4/28よりクラファン開始

ピエール中野氏は現在まで AVIOTより5作品のBluetoothイヤホン、Hi-Unitより2作品の有線イヤホンを監修。これら“ピヤホン”シリーズが大きな評価を得ていることから、兼ねてから要望の多かった「ピエール中野が本気で有線のフラッグシップモデルを作ったら、どんなイヤホンが出来上がるのか?」に全力で応えてみようと思い、プロジェクト実施に至ったという。

本プロジェクトはAll-in方式となっており、目標金額の達成に関わらず、決済完了した時点で注文が成立。数量は限定500台、価格は33,000円(税込)。受付期間は6月29日(水)23:59まで。リターンの実施は8月下旬から順次行なうとしている。

「Hi-Unit-001pnk」(有線ピヤホン3)

イヤホンの基本仕様は、ベリリウムコーティング振動板を装備するダイナミック型。ハウジング部はアルミ合金削り出しの高級感ある黒のフェイスプレートを採用。左ハウジングにはピヤホンの象徴ともいえる金のバイブスくん、右ハウジングには本品のプロトモデルを提供したDARUMA AUDIOの主ブランド「Vento Conductor」のロゴが配置されている。

ケーブルは2pinのOFC銀メッキケーブルを採用し、重厚な低域と解像度の高い音質を実現。デザインでも被膜色を工夫し、高級感のあるケーブルに仕上げたとのこと。

ケーブルは2pinのOFC銀メッキケーブルを採用

再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、音圧感度は102dB±3dB、インピーダンスは16Ω、筐体質量は7g×2となる。その他付属品としてシリコン、低反発ウレタン素材のイヤーピースを各3サイズ(S/M/L)と、断線防止用のキャリングケースを同梱予定。なお、イヤホンの詳細についてもクラウドファンディングという方式のため、随時仕様の更新が行われるとしている。

また、本アイテムの監修を行なうピエール中野氏は、本プロジェクトが初のクラウドファンディング実施になるとのこと。本製品およびプロジェクトについて下記のようにコメントを寄せた

■ピエール中野 コメント全文
初めて良いイヤホンで音楽を聴いた感動は、今でもよく覚えています。耳と脳に革命を起こす一生の価値のある忘れられない体験です。聴こえなかった楽器の音や、ニュアンス、現場の息遣いまで伝わってくるような、全身が震えるほどの衝撃でした。「この体験を音楽好きのみんなと共有したい!」その一心で、ピヤホンのチューニングに取り組んでいます。

今回、兼ねてから要望の多かった「ピエール中野が本気で有線のフラッグシップモデルを作ったら、どんなイヤホンが出来上がるのか?」に全力で応えてみようと思いました。

ベースとなるサンプルを複数テスト。リケーブルモデルなので、ケーブルの組み合わせもいろいろ試しました。ピヤホンの目指す音質特性は過去モデルや、これまでのやり取りを経験したチームが熟知してくれていて、とても好みに近い感動のサウンドでした。そこから更にテストを重ね、改良を加えてもらい、理想とする衝撃のピヤホンサウンドになりました。

クラウドファンディングは初めての経験で、今回のプロジェクトを進める為にはどうしても必要になる取り組みでした。世の中には数十万円の高級イヤホンがあるとはいえ、これまでの有線ピヤホンとは桁が違ってきます。どこまで受け入れられるのか未知数で、どれくらいの台数を用意すれば良いかわからない。少なすぎて入手困難になる事態は避けたいし、欲しい人にはしっかりと届けたい。多く作って在庫リスクを背負うと、メーカーへの負担が大きくなる。今回のようなプロジェクトでのクラファンはあらゆるデメリットを解消して、メリットに変えてくれます。音楽を愛するあなたと『ピヤホン』を一緒に盛り上げていきたいです。ご協力何卒よろしくお願いします。

良いイヤホンは音楽を聴くきっかけになり、良い音楽はイヤホンを選択するきっかけになる。相互の関係があり、どちらにも軸足を置いているピエール中野、ピヤホンプロジェクトチームだからこそ出来ることがある。その責任と役割を引き受けながら、音楽に関連する全ての業界を活性化させて、どんどん面白く、楽しく、感動と救いのある環境作りのサポートをしていきたいです。楽しく、感動と救いのある環境作りのサポートをしていきたいです。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック