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浪江女子発組合

巨大化した女性アイドルが新宿でパフォーマンス。ドコモがXR実証実験

公開日 2022/02/28 19:06 編集部:小野佳希
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NTTドコモは、巨大化した女性アイドルグループ「浪江女子発組合」が新宿の街でパフォーマンスする様子をAR映像で鑑賞する、XR技術の実証実験を3月21日に実施する。

建物による遮蔽のイメージ

高精細に3D映像化した浪江女子発組合を巨大化し、新宿の街なかで繰り広げられる巨大なアイドルのパフォーマンスをARで鑑賞するという、XR技術による新たなエンターテインメントの可能性の検証を行うとのこと。本実証実験には、事前に募集するモニターが参加することができ、各種イベントの販売/発見サービス「LivePocket-Ticket-」にて抽選への申し込みを無料で受け付けている。

本実証実験では、参加モニターがタブレットを新宿の街に向けてかざすと、巨大化した浪江女子発組合と新宿の街が融合したパフォーマンスを鑑賞することが可能。新宿サザンテラス内のいろいろな場所から3D映像を見ることができ、見る角度によって違った楽しみ方ができるという。

タブレットで視聴する様子

実験では、ドコモが開発を進める、多数のカメラを含む専用装置を用いて全方位から撮影することで人物の動きを高精細に3D映像化し、大容量の3D映像データを圧縮したうえで高効率にストリーミング配信を行うという「Volumetric Video(ボリュメトリックビデオ)ストリーミング」技術と、実際の空間中にデジタルコンテンツを配置・配信するためのツールを組み合わせる。

「Volumetric Video ストリーミング」技術によってアイドルのパフォーマンスを3D映像として場所を問わず鑑賞することを可能にし、同ツールを用いて実際の建物の情報を読み込み、建物による遮蔽を表現した3D映像を街の中に配置することで、従来のARより自然に実際の空間と融合したAR体験を可能したという。

浪江女子発組合は、総合プロデューサーのももいろクローバーZ佐々木彩夏ら8名によるアイドルグループ。実証実験には、内藤るな、高井千帆、播磨かなの3名が出演する。

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