HOME > ニュース > ロジクールG、ブームマイクなしのゲーミングヘッドセット「G435」。165gの軽量設計

最大音量を85dBに設定できる機能も

ロジクールG、ブームマイクなしのゲーミングヘッドセット「G435」。165gの軽量設計

公開日 2021/10/05 16:06 編集部:川田菜月
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ロジクールは、ゲーミングブランド・ロジクールGより、ブランド史上最軽量の165gを実現した「ロジクール G435 ワイヤレス ゲーミング ヘッドセット」(以下、G435)を11月18日から発売する。価格はオープン価格だが、ロジクールオンラインストア価格は9,350円(税込)。

「ロジクール G435 ワイヤレス ゲーミング ヘッドセット」

G435は冒頭のとおり、本体質量165gを実現し、ロジクールGのゲーミングヘッドセットにおいて最軽量を更新した密閉型ヘッドセット。若年層のユーザーでも使いやすいようなモデルを目指し、軽量設計で長時間でも快適な装着性を実現。頭の小さな子どもにも使用できるよう配慮した新たなヘッドホン設計を特徴としている。

ブランド史上最軽量の165gを実現

イヤーカップ部は通気性に優れ、イヤーパッドには形状記憶フォームを使用。外側はメッシュ生地で、快適な装着感とともに、音を適度に吸収して聞き取りやすくする仕様になっている。ヘッドバンド部はしっかりした強度を担保しつつ、可能な限り伸縮幅を持たせて、あらゆるユーザーにフィットするようにしているとのこと。

あらゆるユーザーにフィットするよう新設計を施した

本体カラーは3パターン用意。ブラック&ネオンイエロー、ブルー&ラズベリー、オフホワイト&ライラックと、それぞれ2色を組み合わせたジェンダーニュートラルなデザインに仕上げたとする。

独自ワイヤレス技術「LIGHTSPEED」とBluetoothに両対応。なおBluetoothへの対応は、ロジクールが扱うロジクールG/ASTROのワイヤレス製品の中でも初となる。

PCやMac、PlayStation 5などで使用する時はLIGHTSPEEDで接続して遅延を抑えることができる。またBluetoothで接続してモバイルデバイスでのゲームプレイや音楽鑑賞、通話などにも利用可能だ。

なお、どちらの接続方式でも連続使用時間は約18時間。充電端子にはUSB-Cを採用する。

G435では、2個のマイクで構成されるデュアルビームフォーミングマイクを用いた、新しいマイクテクノロジーを採用した。マイク部は左側に配置する。

これは、マイクが拾う音を制御することで、物理的なブームマイクを擬似的に再現し、環境音やバックグラウンドの音をカットするというもの。ノイズキャンセリングは非搭載ながら、十分なノイズ低減効果を発揮できるとアピールする。

また、2個のマイクを用いて時差を発生させて収音することで、話者の声の発生源を判断して、集中的にピックアップ。これにより、ゲーミングヘッドセットに多く用いられるブームマイクを排した構造としながらも、音声をより明瞭に相手に届けられるという。また本モデルはチャットツール「Discord」の認証も取得している。

40mmオーディオドライバーを搭載。豊かで没入感溢れるサウンドを目指した。また、Dolby AtmosやPlaystation 5のTempest 3D Audio、Windows Sonicといった立体音響テクノロジーにも対応する。

左のイヤーカップに各種操作ボタンを配置。ボリュームダウンとミュートボタンを長押しすると最大音量設定がONになる。これは長時間の使用による鼓膜のダメージを防ぐための機能で、設定をONにした際の最大音量は、WHOが制定する耳へのダメージが抑えられる最大値が85dBであることから、それに準じて85dBに制限される。設定解除には、ミュートボタンとボリュームアップを長押しする。解除時の最大音量は100dB。

ほか、ヘッドホンの左右表示の点字も本体に配置し、視覚障害の方にもすぐわかるよう配慮されている。周波数特性は20Hz - 20kHz、インピーダンスは45Ω、感度は83.1dB SPL/mW。

また、同ブランドの製品の中でも「最もサステナブルな環境に配慮した」としており、重量比最低22%の再生プラスチックを使用。二酸化炭素の排出量が実質ゼロのカーボンニュートラルな製品だという。

さらにパッケージはコンパクトな最小限のサイズとし、FSC認証を取得した紙を採用して特殊加工などを省いている。

G435の開発にあたっては、昨今のゲーム市場の変化があったと説明。「自分自身がゲームをしなくても、配信を見たり友人とチャットをしたりすることも増えている。ゲーム自体がポップカルチャーの一つとして、生活の一部になりつつある」とし、現代の若者にとって「ゲーム」の存在が変化し始めていることから、さまざまな用途で活用でき、フィット感も高く、またスタイリッシュなモデルを目指し、開発に至ったという。

ロジクールGのブランドアンバサダーである、ゲームキャスターの岸大河氏は、「PCで音楽を聴いたり、スマートフォンでゲームをプレイしたりしましたが、昔のロジクールG製品を彷彿とさせるようなスッキリとした低音で、音質のバランスも良かった」「ワイヤレスヘッドセットで1万円未満、しかもモバイルゲームにも使えるBluetooth接続対応で、初めてのゲーミングヘッドセットにも良いと思います」などとコメントしている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク