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スタンダードモデル「A1」も展開

LG、最新映像エンジン/ディンプルスピーカー搭載の有機ELテレビ「OLED C1」

2021/05/17 編集部:押野 由宇
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LGエレクトロニクス・ジャパンは、有機ELテレビの2021年ラインアップとして、「ディンプルスピーカー」搭載の「OLED C1」、Dolby VisionIQとDolby Atmosに対応した「OLED A1」シリーズを、5月下旬より順次発売する。以下、価格はすべてオープン。

「OLED C1」「OLED A1」を発売

「OLED C1」
「OLED 83C1PJA」83型 1,100,000円前後 6月中旬発売
「OLED 77C1PJB」77型 660,000円前後 5月下旬発売
「OLED 65C1PJB」65型 430,000円前後 5月下旬発売
「OLED 55C1PJB」55型 290,000円前後 5月下旬発売
「OLED 48C1PJB」48型 250,000円前後 5月下旬発売

「OLED A1」
「OLED 77A1PJA」77型 620,000円前後 7月上旬発売
「OLED 55A1PJA」55型 250,000円前後 6月中旬発売
「OLED 48A1PJA」48型 220,000円前後 7月上旬発売

OLED C1は、48型から83型までの豊富なサイズラインナップで展開されるシリーズで、スリムな筐体から前方にクリアな高音質を届けるとするディンプルスピーカーを搭載。ゴルフボール表面のように凹処理が施されたディンプル形状がスピーカーユニットに採用されており、より明瞭に正面に音場を作ることができるとしている。

ディンプルスピーカーのイメージ

映像エンジンとして、人工知能を統合させた “AI対応映像エンジン”「α9 Gen4 AI Processor 4K」を搭載。何百万もの映像ソースを学習したAIプロセッサーは第4世代となり、地上波でも、ネット動画でもあらゆるコンテンツに合わせて、最高レベルの映像と音響で映し出すとアピールする。

「α9 Gen4 AI Processor 4K」を搭載

また、AIが今見ている映像のジャンルを分析し、ドラマ・スポーツ・ 映画・ニュース・音楽の5つに分類。それぞれのジャンルに合わせたサウンドへ調整し、臨場感あふれるバーチャル 5.1.2chサウンドに変換する。

スタンダードモデルとして展開されるOLED A1シリーズには「α7 Gen4 AI Processor 4K」を搭載する。

共通する仕様として、上下左右に振るとカーソル&スクロール操作が可能な「マジックリモコン」を付属。VOD体験を強化し、WEB OS6.0の採用によりスムーズにVODサービスやインターネットにアクセスできる。Netflixやhulu、Amazon Prime Videoなどのネット動画アプリに標準対応するほか、韓流コンテンツも新たに追加された。

「マジックリモコン」の操作イメージ

映像鑑賞の面では、室内の明るさに合わせてDolby Visionの映像を自動最適化する「Dolby Vision IQ」や、立体音響技術「Dolby Atmos」に対応。フレーム数の補完をオフにして制作者の意図通りの映像を視聴できるとする「FILMMAKER MODE」も備える。また、ブルーライト低減フィルターを採用することで、「目に優しい」ことも特徴としている。

本日5/17に発表されたLG新有機ELテレビ製品群

ゲームプレイにおいても、HDMI2.1で指定されたeARC、VRR(可変リフレッシュレート)、ALLM(自動低遅延モード)をサポート。応答速度1msに対応し、HDRゲームの普及団体HGiGに準拠。白飛びや黒つぶれの箇所をオリジナル映像のようによみがえらせる機能や、FPS/RTS/RPG/スタンダードの4つのジャンルにあわせ映像を最適化するなど、プレイ環境やゲームジャンルに合わせて画質モードを自由に選択できる機能も備える。

また、Xbox Series Xのオフィシャルパートナーとして、Xbox Series Xと組み合わせることで、高速な応答速度となめらかなグラフィックが実現できるとする。

ゲーム機と接続すると自動で接続設定をやってくれるため、より手軽に良い環境でゲームできるという

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