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MUSIC/SLASHは新サービス/新機能も発表

竹内まりやのライブが「MUSIC/SLASH」で配信。未公開映像や山下達郎とのトークも

公開日 2021/04/23 17:56 編集部:小野佳希
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高音質動画配信サービス「MUSIC/SLASH(ミュージックスラッシュ)」は、未公開映像を含む竹内まりやのライブ映像配信『LIVE Turntable Plus』を5月29日に配信する。

MUSIC/SLASH 竹内まりやライブ映像配信告知ページより

また、オリジナルコンテンツの配信事業をスタートさせることと、音楽フェスを“そのまま”配信可能にする新システム『マルチ・タイムテーブル配信機能』を提供することも発表した。

■竹内まりや『LIVE Turntable Plus』

竹内まりやのライブ映像配信は、今年2月に当選者2,000人のみを対象に配信された『LIVE Turntable』に、未公開ライブ映像を加えたもの。2010年、2014年のツアーからの5曲と、2012年の“SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2012”にて、山下達郎のステージにサプライズ出演した際の「家(うち)に帰ろう (マイ・スイート・ホーム)」の全6曲が追加される。

追加ライブ映像はすべて本邦初公開。さらに、本編配信の前には、竹内まりやと山下達郎によるスペシャル音声コンテンツも配信する。

5月29日20時40分頃からスペシャル音声コンテンツの配信を開始し、その後21時から本編スタート。チケット料金は4,500円(以下、価格はすべて税込)で、イープラスにて4月25日15時〜5月24日18時まで販売する。

なお、MUSIC/SLASHは完全リアルタイムライブ動画配信サービスであるため、巻き戻し再生機能やアーカイブ配信は提供していない。

■オリジナルコンテンツ配信事業 『MUSIC/SLASH ORIGINAL PROGRAMS』

アーティストによるライブ配信をよりカジュアルに実現するため、「配信枠」をアーティストに提供する取り組み。趣向性が極めて高いコンテンツや、マニアックな内容など、ライブ/コンサート以外であっても「音楽を楽しむ」ことができるコンテンツであれば配信できる。なお、番組著作などの権利に関しては製作者・出演者、著作者に帰属する。

第一弾としてKEN ISHIIによるコンテンツなど2本をレギュラー配信

同プログラムにおいては、これまでMUSIC/SLASHが設けていたチケット金額の最低価格設定3,850円と、視聴想定人数3,000人以上を目安に設定していた還元率と、視聴想定人数などの制限を解除。MUSIC/SLASHの品質維持に不可欠な要素にかかるコストなどを見直し、チケット金額の最低価格設定を2,750円(税込)からと改訂した。ただし、配信時間はログイン待機時間と本編時間を合わせて最大90分までとなる。

同プログラム第一弾として、2本のコンテンツの配信を発表。KEN ISHIIによるアナログレコードのみでのDJセット『ART OF OPERATION』(5月22日21時〜)と、ジャズミュージシャンの宮里陽太と小笠原拓海がプレゼンターを務めるレコーディングドキュメンタリー型コンテンツ『SOUND BOX』(5月27日21時〜)を配信する。

なお、両番組とも今後定期的に配信されるレギュラープログラム。チケット料金は両番組ともそれぞれ2,750円。

■マルチ・タイムテーブル配信機能

マルチ・タイムテーブル配信機能は、1枚の配信チケットで同時に複数のステージから配信されているコンテンツを自由に切り替えて試聴可能になるというもの。2021年夏までに実装を予定している。

本機能により、複数のステージで同時に様々なパフォーマンスが繰り広げられる音楽イベント、いわゆる「音楽フェス」をそのまま配信することが可能に。ユーザーは1枚の配信チケット(イープラスで購入)でMUSIC/SLASHが配信する対象配信番組にログインすると、音楽フェス会場で複数のステージを行き来するように、お目当てのアーティストの出演スケジュールに合わせてタイムテーブル間を自由に行き来しながら配信を楽しむことができるようになる。

大小様々なステージがある音楽フェスをそのまま配信できるのはもちろん、国内外問わず遠隔地のライブハウスやコンサートホールで同時に開催されるライブを連携させて「遠隔地型フェス」のような新しい配信などに応用することも可能。離れて点在する複数のライブハウスや場所を配信会場とし配信することで、出演者ならびに関係者は多数の接触リスクを下げられるほか、ユーザーも自宅からの視聴となり、一箇所に多数の人が集まることがなくなるため、新型コロナウイルスの感染リスクを大幅に軽減できる点もメリットだとしている。

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