Androidで対応

Netflix、「xHE-AAC」コーデック対応で高音質化

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編集部:小野佳希
2021年01月25日
Netflixは、「xHE-AAC」コーデック(Extended HE-AAC/拡張版HE-AAC)に対応したことを海外発表した。Android 9以降のAndroid端末で利用できる。

xHE-AACは、AACコーデックの最新世代で、その名の通りHE-AACを拡張したもの。ノイズの多い環境下でも音声を認識しやすくなったり、回線状況に応じて音声品質をアダプティブにコントロールすることが可能。また、音声のダイナミックレンジやラウドネスをより精細に制御できるという。

Netflixでは、導入にあたって従来のHE-AACとxHE-AACとの比較テストを実施。スマホの内蔵スピーカー、有線イヤホン、ワイヤレスイヤホン、ワイヤレススピーカーなどでのテストを行い、xHE-AACのほうが被験者の満足度が高まることが確認されたという。

例えば、あるコンテンツにおいて、爆発音のような大きな音とセリフのような小さな音が混在して音のダイナミックレンジが広い場合、xHE-AACでは従来よりも緻密にこの音量変化をコントロール。これにより、音の大きなシーンが騒がしすぎて音量を下げ、その後にセリフが聞こえづらいため音量を上げる…などのようなことをする必要がなくなる。また、実験では、スマホ内蔵スピーカーでセリフが聞き取りづらいためイヤホンに切り替えて聴き直すというユーザーも減ったという。

また、コンテンツごとに異なるラウドネス値も適切に制御可能で、これにより、ジャンルの異なるコンテンツを続けて視聴する際に手動でボリュームを調整することも不要になると説明している。

xHE-AACはAndroid 9がOSとして対応しているため、上記のとおりAndroid 9以降のAndroidスマートフォン/タブレットで利用可能。Netflixでは、「Android以外のプラットフォームにもxHE-AAC対応が広がることを期待している。今後も常にあらゆるリスニング環境で最高の視聴体験を提供するべく努力していく」とコメントしている。

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