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バッテリー性能を従来比約50%向上

Bang & Olufsen、ワイヤレススピーカー第4世代機「Beolit 20」。Qiワイヤレス給電対応

2020/10/29 編集部:川田菜月
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Bang & Olufsenは、ワイヤレススピーカーの第4世代モデル「Beolit 20」を11月7日から順次発売する。価格は59,900円(税込)。

「Beolit 20」

本体カラーはBlack Anthracite(チャコールブラック)、Grey Mist(ミストグレー)をラインナップ。Bang & Olufsen専門店、正規販売代理店オンラインストアではBlack Anthraciteを11月7日から、Grey Mistは12月下旬から販売開始。一般家電量販店、および公式楽天オンラインショップでの販売はいずれも12月下旬予定。なお公式サイトでのオンライン販売はアメリカと欧州限定エリアのみのため、日本での購入はできない。

Black Anthracite(チャコールブラック)/Grey Mist(ミストグレー)

1939年発表のヘリテージモデルから続く、伝統的なワイヤレススピーカー「Beolit」デザインの2020年モデル。従来からバッテリー性能を改善し、新たにQi規格のワイヤレス給電にも対応した。

Qi規格のワイヤレス給電にも対応

コンパクトな筐体サイズながら、パワフルで豊かなサウンド再生が可能。5.5インチ広帯域ロングストロークウーファーのほか、1.5インチのフルレンジドライバーを3基、4インチのパッシブバスラジエーターを2基搭載。2つの35WクラスDアンプをウーファーおよびトゥイーター用に採用しており、低域は77dB、中高域は93dBのパフォーマンスを実現する。周波数帯域は37Hz - 20kHz。

音質はB&Oの音響エンジニアがチューニングを施し、独自技術「Ture 360°無指向性サウンド」により、リスニング環境に合わせて最適なサウンドを全方位に向けて再生する。

Bluetoothはバージョン4.2、コーデックはSBC/AACをサポート。アプリ「B&O APP」からカスタマイズできる「サウンドEQ」に対応し、5種類のプリセットが使用可能。またステレオペアリングも可能で、もう一台のBeolit 20、もしくは従来モデルBeolit 17と組み合わせてステレオ再生も楽しめる。

強化されたバッテリーは容量3,200mAを内蔵。従来モデルより約50%性能向上し、中程度のボリュームで最大8時間の連続再生が可能。BGM程度の控えめな音量であれば最大約31時間の使用も可能とアピールする。

前述のように、最大5Wのワイヤレス給電機能も新搭載。トップトレイに給電機能を備えており、中央にある円形の「充電」マークの上にスマートフォンなどQi規格デバイスを置くだけで充電が行える。このためトップトレイの幅と内角は様々なモバイルデバイスに対応できるよう再設計したとのこと。

トップトレイ中央部に給電機能を装備。様々なモバイルデバイスが置きやすいよう、トレイの幅など再設計されている

デザイン面ではクラシックなBeolitのシルエットをベースに、現代的なテイストを加え各所をアップデート。グリル部は貫通孔パターンを斜線状に配されたデザインとし、透過性が45%改善。丸みをおびたコーナーとの組み合わせにより、音響性能の最大化にも貢献、明瞭な輪郭のサウンドを実現するとのこと。

そのほか、耐久性も高めたコントロールボタンや、ストラップはフルベジタブルタンニングレザーを採用。筐体素材は頑丈かつ軽量なアルマイト加工アルミニウムを、ベース部は堅牢なポリマーが用いられている。充電用USB-C端子、オーディオ入力用3.5 mmミニジャックを装備。外形寸法は135W×230H×189Dmm、質量は2.7kg。

充電用USB-C端子、オーディオ入力用3.5 mmミニジャックを本体背面下部に配置

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