省電力でも高音質を実現

次世代Bluetoothオーディオコーデック「LC3」の仕様書が公開

編集部:成藤 正宣
2020年10月14日
Bluetooth技術を管理する非営利団体Bluetooth Special Interest Group(Bluetooth SIG)は、次世代のBluetoothオーディオ伝送「LE Audio」で採用されるコーデック「LC3」の仕様書を公開した。

今年1月、米ラスベガスの「CES 2020」で発表された技術の詳細が明らかになったかたち。

次世代のBluetoothオーディオで採用される「LC3」コーデックの仕様が公開。解説ページではデモコンテンツも用意されている

LC3は「Low Complexity Communications Codec」の略称で、低消費電力ながら優れた音質のオーディオ伝送が可能という圧縮伝送技術。これまでオーディオ伝送に用いられてきたSBCコーデックと比較した場合、同じビットレートではSBCの音質を上回り、半分のビットレートでも同等の音質を実現できるという。

LC3コーデックは、SBCコーデックの半分ほどのビットレートでも同等の音質を発揮できるという

データ転送量を抑えられるため、バッテリー持ちの改善や機器の小型化も可能。製品設計もより柔軟に行えるようになるという。

Bluetooth SIGでは、LC3コーデックやLE Audioを採用する製品が市場に登場するのは来年以降になる見込みとしている。なお、CES 2020におけるLE Audio発表の模様については、山本敦氏が詳しくレポートしている

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